マイクロエース  【A1996】  阪急2800系  3扉・冷房改造車 8両セット

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阪急2800系は京都線特急専用車として昭和39年5月にデビューしました。
前面形状やマルーンの塗色は2000系や2300系と同じながら、側面は軽金属で縁取りされた2連窓が並び前後に 両開扉が配置された独特な物となり、室内は中央部が転換クロスシート、車端部がロングシートとなっています。
当初は5両編成×3本が登場しましたが、好評を博したことから年々増備され、最盛期の昭和47年には8両編成 ×7本にまでなっており、当初は非冷房でしたが、特急車のため早くから冷房改造が行われました。
昭和50年に後継車6300系が登場すると2800系は通勤用に転用されることになり、3扉ロングシート車に順次改造されました。
この改造は中央の窓を埋め両開き扉を新設する方法が採られ、同時にパンタグラフ付き車両のクー ラー交換・パンタグラフ下のモニター撤去が行われました。
昭和63年より廃車が始まり、最終的には嵐山線や神戸線(中間車のみ)で活躍しましたが、平成8年までに形式消滅しました。

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