マイクロエース 【A0591】 国鉄キハ91系 新製時  急行「しなの」号 8両セット

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キハ91系は国産大出力エンジンの試作車として登場した形式で、1966年にDMF15エンジン搭載のキハ90-1と、DML30エンジン搭載のキハ91-1で試験が開始されました。
車体断面は絞られた形状になっており、屋根上にラジエーターを取り付けていることと、出入扉は3枚折戸となっているのが特徴で、当初は千葉に配置され房総西線などで試験が行われました。
1967年にキハ91-2~8及びキサロ90-1~3の量産試作車が登場し、キサロ90全車とキハ91-8には冷房装置が搭載されました。
名古屋へ転属して急行「しなの」「きそ」等で使用されましたが、1978年に全車廃車となり形式消滅しました。キハ91系での各種試験の結果は、その後のキハ181系やキハ65に生かされていきました。

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