マイクロエース【A0297】 7100形 義経号+客車4両 木箱セット

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北海道最初の鉄道は、アメリカ人のクロフォードに指導を受け、1880年11月、手宮・札幌 間の幌内鉄道が開通しました。
機関車はアメリカのH.K.ポーター社から軸配置1Cのテ ンダ式機関車を2両輸入し、1882年、1884年、1889年に2両ずつ増備され、最終 的に8両となりました。
輸入順に「義経」「弁慶」「比羅夫」「光圀」「信玄」「静」と名付けられ、1889年製の2両には名付けられませんでした。
幌内鉄道は1889年北海道炭礦鉄道 に払い下げられた後、1906年国鉄に買収され、主に北海道内で新線建設工事の作業 用機関車として使用されました。
これらに牽引された客車のうち、当セットの客車は北海 道炭礦鉄道手宮工場製の二三等車にさ35・36号(国鉄形式フコロハ5970・5971)、三等車さ 1-6,8-12,16-18,22号(国鉄形式フコハ7925-7939)です。
1917年「静」から廃車が始まり、 1924年までに全機廃車されましたが、現在でも「義経」は京都鉄道博物館に、「弁慶」は大宮の鉄道博物館に、「静」は北海道の小樽交通記念館にそれぞれ保存されています。

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