マイクロエース  【A6435】 キハ54+トラ45000・しまんトロッコ号 2両セット

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キハ54は1986(昭和61)年度に登場した2エンジン搭載の両運転台一般型気動車です。
耐久性を重視して軽量ステンレス車体が採用されたのが特徴で、暖地向けの0番台と寒地向けの500番台が登場し、このうち 四国には0番台が12両投入されました。
0番台は客用窓の二段サッシ、ロングシートの室内などが特徴で、 ドアエンジン、冷房装置などのバス用部品や、台車、変速機、ブレーキ装置には廃車発生品が活用されてコストダウンが図られており、他の国鉄型気動車との連結も可能です。
投入当初はオレンジ色の帯を側面中央に斜めに配した姿でしたが、瀬戸大橋線開業に前後して全車とも水色帯のJR四国色に変更され、1990年代半ばまでには台車のグレー塗装化が行われました。
予土線では国鉄末期の1984(昭和59)年から観光トロッコ列車が運転されており、トラ45000形を改造したトロッコ車両が人気を博しています。
主にエンジン出力の高いキハ54が牽引役に抜擢され、終端駅では折り返しのために機回しを行うユニークな運用で知られています。

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