ドラゴン【1/400】JAL 日本航空 MD–11 "ヤイロチョウ"

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JAL 日本航空
MD–11
"ヤイロチョウ"
レジ JA8581

マクドネル・ダグラス MD-11(エムディー・イレブン)は、マクドネル・ダグラス(現在はボーイングと合併)社製の三発式大型ジェット旅客機。
1970年代に就航していたマクドネル・ダグラス DC-10の改良型で、マクドネル・ダグラス社最後に製造した大型旅客機でもある。
開発当時の最新鋭旅客機だったボーイング747-400では大きすぎる中長距離路線に投入されることを見込んで開発され、定期旅客運航に使用された機体の中で唯一、航空機関士を要しない2人乗務の3発エンジン旅客機である。
また、旅客型のほか、貨物専用型、貨客混載のコンビ型なども生産されている。
セールス面での成績はかなり苦戦しており、機体の構造上空気抵抗が大きく想像以上に燃費が悪かったことや、当時、ボーイングがB777を開発し、さらにエアバスがA330といった経済性が高い機体が開発されて行ったため、存在が隠れた物になってしまい、そのため生産開始からわずか10年間しか製造されなかった。
本機以降、2022年現在まで三発エンジン式大型ジェット旅客機は開発されていないため「最後の三発機」とも呼ばれていることがある。
しかし、旅客機として支持を得てなくとも、胴体の幅が大きく3発エンジンのため貨物搭載量が多いことから貨物機としてはメリットが多くの今現在も多くの貨物航空会社が運行している。
日本航空ではDC-10の置き換えようとして1994年に導入。
10機が導入され、それぞれに、日本の絶滅危惧種の鳥の名称が付けられ「J-Bird」の愛称で運航されていた。
主に国際線の運用を担当していたが、間合い運用で国内線に入ることも多かった。
そんな日本航空のMD–11だったが2004年に引退。
先輩のDC–10の後継機だったものの、先輩より1年早く引退している(DC-10は2005年に引退)。
モデルはJA8581に描かれた鳥はヤイロチョウである。
この機体は現在、アメリカの運輸会社ユナイテッドパーセルサービスにて貨物機に改修されN271UPとして活躍している。
各メーカーでは日本航空のJ-Birdシリーズは様々な機体が出されているが、ドラゴンではJA8581を発売。
ドラゴンの中でJ-Birdシリーズは、このモデルが最初で最後である。

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