松平ケメ子「私がケメ子よ/ケメ子の唄」 TP−2006 1968年3月10日

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松平ケメ子「私がケメ子よ」
TP−2006 1968年3月10日

A面「私がケメ子よ」
作詩:柳家小せん
補作詩:宇井天平
作曲・編曲:萩原哲晶
🎶
一連の「ケメ子」ソングの中でも
これは明らかに便乗というか
胡散臭さ、色物感がすごい😁
でも個人的にはこれが一番好きです。

元々「ケメ子」というのは
落語家の柳家小せん師のギャグで
歌は「後」。

『「ケメ子の歌」を作詞作曲したのは
自分です』的な名乗りを上げる人が
当時多発していたらしく、そこに作詞に
小せん師をもってくるということは
「思惑」があったのだと思うわけです。

曲はフザケているんですが、
この覆面歌手の松平ケメ子さん、
凄くいいです。歌声にパンチがある。
ただ経歴等がネット検索では分からない。
「活動当時、和田アキ子と仲が良かった」と
2020年TBSラジオで伊集院光が話していたぐらい
しか情報がない。今後改めて深く知りたい人。

B面「ケメ子の唄」
作詩・作曲者不明
補作詩:松平ケメ子
採譜:浜口庫之助
編曲:小林郁夫
🎶
B面に問題の「ケメ子の唄」を持ってくる
という不敵さ。

松平ケメ子が「ケメ子の唄」を歌う、
っていうのがもう訳が分からない。
自家撞着も甚だしいのですが
当バージョンは編曲が良いです。
歌詞は先発2曲とも全く違います。

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