ベンガルイモ[02]

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ウミノサカエイモによく似ています。それもそのはず、実は発見当初はウミノサカエイモの地方変異と思われていました。当時はまだウミノサカエイモは超稀産だったため、新産地が発見されたのかもしれないと話題になったようです。ちなみに、発見したのは日本の調査船で、新種として記載したのも日本人です。
本種が新種として発表されたのが1968年なのですが、その前の1964年発行の図鑑で、本種が「ウミノサカエイモ?」として載っているものがあります。
ちなみに見分け方は、ベンガルの方が模様が大きいこと、殻がやや細長く、螺塔があまりくびれないことです。産地も異なります。
ベンガル湾の深海。

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