モモ
ブルガリア 1993年
Wikipediaより引用
学名:Prunus persica
バラ科スモモ属の落葉広葉樹の小高木。中国原産。
食用・観賞用として世界各地で品種改良されて栽培される。春には五弁または多重弁の花を咲かせ、夏には水分が多く甘い球形の果実を実らせる。
葉は互生し、花よりやや遅れて茂る。幅5cm、長さ15㎝程度の細長い形で、葉縁は粗い鋸歯状。花期は3月下旬から4月上旬ごろで、薄桃色の花をつける。淡い紅色であるものが多いが、白色から濃紅色まで様々な色のものがある。5弁または多重弁で、多くの雄しべを持つ。花柄は非常に短く、枝に直接着生しているように見える。果期は7月から8月で、球形で縦に割れているような筋が1本あるのが特徴的。果実は赤みがかった白色の薄い皮に包まれている。皮の表面には毛が生えている。果肉は水分を多く含んで柔らかい。水分や糖分、カリウムなどを多く含んでいる。
主な生産国は、中国(1500万t)、スペイン(130万t)、イタリア(100万t)、トルコ(90万t)など。