「コルーナ撤退戦1809年 CORUNNA 1809」(Osprey Campaign Series/PHILIP HAYTHORNTHWAITE著)

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オスプレイの原書
ナポレオン戦争のなかでも、日本ではけっこうマイナーな半島作戦=Peninsula Campaign…。

ナポレオン率いるフランス側がスペイン独立戦争に介入し大軍をイベリア半島に派遣、それを阻止しようとした英軍と戦うのですが、英軍は仏軍に押され、スペイン北西のコルーニャに追い詰められ、、、そこまでの撤退戦は、英軍の歴史の中でも記録に残る大苦戦として語り継がれています。

そのコルーニャまでの撤退戦の記録。

以下、背表紙の解説より:

この本は、ナポレオン戦争の壮大な作戦のひとつであるコルーニャへの撤退の物語を語っています。1808年後半、英軍率いるジョン・ムーア卿はスペインの奥深くで孤独に戦っていました。スペインの同盟軍は圧倒され、皇帝ナポレオン率いるフランス軍の勝利に直面していました。
彼には、コルーニャ港への撤退を命じる以外に選択肢がほとんどありませんでした。これは、真冬のひどい道を通って山岳地帯を軍隊が横断する、最も困難な試練となりました。
ムーアは、数で劣勢で疲れ果てた部下をなんとかまとめ、安全な場所にたどり着こうと奮闘しました。ついにコルーニャで、ムーアの軍隊は自分たちを追い詰める敵軍に立ち向かいました。

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