「狼の星座」(講談社/横山光輝 作)

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馬賊といえばモーゼル。
当館のガンルームに展示しているモデルガン「モーゼル・ミリタリー」のところで、Jason1208さんに教えていただいて知った馬賊漫画の「狼の星座」
https://muuseo.com/T.S_beer_wagons/items/311?theme_id=21448

横山光輝先生の手による、日本人の馬賊の大頭目、小日向白朗(こひなたはくろう)をモデルにした大陸ロマンあふれる漫画です。

「♪狭い日本にゃ住み飽きた シナ(※当時の歌詞)には四億の民が待つ」という馬賊の歌そのままに、主人公・健作は、少年時代に日本から大陸に飛び出し、馬賊の捕虜となり、そのまま馬賊の一員として頭角を現し、いつしか「小東洋」として有名な頭目の一人となる。

実話ベースなのですが、いまの我々からしたら、本当にこんな時代があったのか、と…。
すごい時代が、ちょっと前まであったんですね。

モーゼル・ミリタリー(マルシン/モデルガン)
マルシン工業製、モーゼル・ミリタリーのモデルガンです。 私が子供のころ(30数年以上前)、父がけっこうガンマニアでしてたくさんモデルガンを所有しておりました。 また、器用な父はたいていキットで買ってきて、調整して(マルシン製は難しいですからね…)、快調に火薬で作動させていたことを覚えています。私もよく撃たせてもらいました。いま思うと、そうやってホビー関係で結構遊んでくれましたね。 たくさんあったガンですが、当時のものはこのモーゼルしか残っておりません。 これだけは気に入っていて、私が引き取って大事に残していたものです。 数年前にグリップを木グリに交換しましたが、あとは当時のままです。 カートリッジも探して来て以前に撃ってみたのですが、分解清掃をしないとうまく動かないようです。そのうちトライしたいと思います。 余談ですが、私は歴史学が好きなのですが、数ある興味の対象のなかで「満州馬賊史」があります。 モーゼル拳銃は当時ドイツから中国に入っていたようで、馬賊はモーゼルを「大前門」と呼び珍重していたとか。 ゴルゴ13でも、いわゆる「ルーツ編」のひとつに馬賊系の話がありまして、子供のころのゴルゴ(と思われる人物)がモーゼルを扱うシーンがあります。
https://muuseo.com/T.S_beer_wagons/items/311

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    Jason1208

    about 9 hours ago

    第三集の表紙に描かれた女性・銀鈴は、主人公・建作が恋心を抱きながらも、建作を裏切る悪女キャラクターなのですが、1992年のOVA『ジャイアントロボ THE ANIMATION-地球が静止する日』シリーズ(今川泰宏監督)では、ヒロイン的な扱いになっていて、銀鈴(声優:島本須美)を主役にした番外編OVAまで3作作られているのが面白いところです。^^;
    OVA『ジャイアントロボ THE ANIMATION』自体が、横山光輝作品キャラクター大集合みたいな企画なので、『バビル二世』の敵ボス・ヨミが、OVAでは性格が変わって、国際警察のボス・黄帝ライセとなっていたりと、機会があったら通して観てみたいものです。

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