「零戦撃墜王 岩本徹三空戦記」(今日の話題社/岩本徹三著)

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日中戦争から太平洋戦争にかけての日本海軍の戦闘機搭乗員、岩本徹三氏(最終・海軍中尉)の手による回想記。

単独撃墜202機の零戦搭乗員のエースとして有名な岩本徹三氏。戦後、昭和30年に病気で早く亡くなられたそうですが、ご本人が残した回想記のノートが3冊、ご遺族のもとに残されていたそうで、それを、昭和47年に出版したもの。

歴史書としての戦記の記録と違い、実際に体験した本人の手による記録はなかなか貴重で興味深い。

表紙の絵は模型の箱絵でも有名な高荷義之氏によるもの。

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    sat-2019

    2 days ago - 編集済み

    私もこちらの本の文庫版を友人からいただきました。
    坂井三郎氏よりも凄腕のパイロットとお伺いしています。
    確か千葉の料亭で一杯飲っていい感じに酔っていたところ、出撃の要請が来たので出撃して一戦交えて帰ってきたという逸話が印象に残っています。
    酒飲んで戦ってくるとか、まさに「漢(おとこ)」だなと思いました。

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      T. S

      2 days ago

      坂井さんは戦後に周りから注目され、また、ご本人も多く発言、発信してるので、その分反感も買って敵も作り、悪い評判すらあって、そこをしっかり見極めないといけないのですが、岩本さんは昭和30年に語らずお亡くなりになり、おそらくこの日記により世に知られた?のかと思います。
      あまり多く語らない人なのかもしれませんし、日記を残すということは、なにか伝えたかったのだろうし、、、生き残れた人でも、あえて何も残さずに全てを墓場に持って行った人も多いと思います。

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      sat-2019

      1 day ago

      積極的に発信していくのが良いのか否かは、難しいところでもありますよね…
      しかし、このように日記が遺されているのは、非常に貴重なことだと思います。
      もう一度トランクルームから引っ張り出して読み返してみたら、20代の頃読んだときとはまた違う発見もあるかもしれませんね。

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      T. S

      1 day ago

      ですね。読み返しをぜひお勧めします。

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    真適当工作

    2 days ago - 編集済み

    酒を飲んで出撃、、、三国志の関羽みたいで凄いですね❗表紙の高荷義之氏の絵が最高ですね❗

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      T. S

      2 days ago

      これらの昭和40年代とかの戦記ものの本の表紙って、この本もそうですがちゃんと絵を描いて作られていて、むかしのプラモのボックスアートみたいで見どころありますよね。
      まだ載せていませんが、小瀬本國男さんの艦爆一代(文庫になって激闘艦爆隊に改題されたような)とか、全日本女学生号の99艦爆で知られる山川新作さんの空母艦爆隊とか、この手の本はどれも表紙が秀逸です。

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