「ドイツ高射砲塔 (連合軍を迎え撃つドイツ最大の軍事構造物)」(光人社NF文庫/広田厚司著)

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欧州大戦史の権威、広田厚司氏による研究書。
第二次大戦末期にベルリンやドイツの主要都市に築かれた高射砲塔…。

本当に存在していたんですね。
宮崎駿先生の「雑想ノート」に出てくる高射砲塔は、宮崎先生の空想の世界のなのかと思っていました。この本を読んで「実在」したことを知りました。空想の荒唐無稽兵器ではなかったのです。

そして、ベルリンでは市内に侵入してきたソ連軍のスターリン戦車と撃ち合い、最後まで抵抗した高射砲塔ですが、そのいくつかの遺構は撤去されずに現存するとか。ぜひ見てみたいものです。

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