Porsche 959 1987

0

PORSCHE 959 1986

・当時のポルシェが持つ最高の技術を投入しています。
『グループB』でのレース参戦を目的に開発されました。

 ○エンジン:グループC(プロトタイプカー)の962C搭載エンジンがベース。
 ○駆動方式:ポルシェの市販車初の4WDです。前後の駆動配分を自動的に制御する『電子制御可変トルクスプリット式』を市販車で始めて採用。
 ○ボディ:911のデザインですが、ドアとボンネットはアルミ製、ボディパネルは非金属のケプラ―やFRPを多用しています。

・デビュー当時、市販車最速でした。
翌年の1987年にもっと速いフェラーリF40が発売されています。

・『グループB』のホモロゲーション取得のために限定200台の予定でしたが、注文が殺到し292台生産されています。目的にしていた『グループB』は1986年に消滅したため、WRCには参戦できていません。

【レースの実績】
・パリ・ダカールラリー 1986年総合優勝。
・ル・マン24時間レース 1986年総合7位(959のル・マン バージョン 『ポルシェ961』でエントリー(1~6位はポルシェのプロトタイプカー)

【エンジン】2848cc B6 ツインターボ/4WD
【出力】331 kW / 444 hp / 450 PS
【最高速度】310 km/h
【加速】0-100 km/h 3.9s
【サイズ】4260 x 1840 x 1280 mm
【燃費】16.3 l /100km
【価格】420,000ドイツマルク
【生産台数】292台

Default