Austin FX4 LONDON TAXI 1958 - 1997

世界一難しいタクシー免許　ブラック・キャブ

ブラック・キャブ（ロンドン・タクシー）の運転手になるには、ノリッジ試験（Knowledge of London）に合格する必要があります。

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・合格するための目安

【勉強期間】平均34ヶ月
【勉強】ロンドン市内の2万5000の通りの名前、10万個の主要な建物、地点を全て暗記する。
　　　　ロンドン市内の道路は、碁盤の目になっていません。曲がった道が多いです。
　　　　頭で覚えるのが、大変なので、バイクで走り回って覚えます。
【試験】7段階あります。全てに合格すると、ブラックキャブのドライバーになれます。

【試験の各階層】
第1段階　説明会、模擬試験
第2段階　筆記試験、出題された5ルートを白地図に回答する。
第3段階　試験官と一対一の口頭試問。
第4段階 口頭試門、難易度が上がる。
第5段階 口頭試問、難易度がさらに上がる。
　　　　　　 実技試験もあります。
第6段階 口頭試問　受験エリア外も含めた、目的地までのルートを口頭で答える。
第7段階 免許証の交付、個人タクシーとして営業が出来る。

第7段階に到達するのは全体の3割です。7割は途中であきらめます。

【口頭試験の内容】
試験官から出題される、起点、終点の最短ルートを、経路上の全ての通りの名前、交差点での左折、右折の行動を正確に詰まること無く説明する必要があります。

口頭試験の評価
AA：12点, A：6点、B：4点, C：3点、D：0点

3,4,5段階の口頭試験は、累計12点で、次の段階に上がれます。
Dが4回になると、1段階降格です。

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【ブラックキャブ・ドライバー】
難関試験の合格者なので、社会的地位はあります。
難関なので、タクシーが増えすぎることも無いので、一生収入が安定します。
収入は、労働者階級としては高収入といえます。
個人タクシーなので、自分のペースで仕事ができます。

ロンドン市内にはブラックキャブ以外にも、予約専用のタクシーとしてUber、ミニキャブもあります。
街なかで、流しの営業が出来るのは、ブラックキャブだけです。

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ロンドンの流しのタクシーは、ブラック・キャブと言われていますが、
色は黒以外もあります。

ロンドン市内で、予約無しで乗れるタクシーはすべてブラック・キャブです。

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ブラック・キャブ　　　台数はほぼ安定してます。
【年間の免許合格者】　750人ぐらい
【免許証保持者】　2万5000人ぐらい
【タクシーの台数】　2万2000台ぐらい