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カラーチェンジガーネット(ベキリィブルー)0.348ct
多分、この辺りが"ベキリィブルー"の色だと思っています。 パイラルスパイト系列、パイロープガーネットとスペサルティンガーネットの固溶体。 カラーチェンジはかなり良いです。 これだけ青を主張しておりますが、鑑別書表記は"青緑色"。多分、然るべきラボであれば"青色"と出ることはないでしょう。 鉱物名:ガーネット 宝石名:カラーチェンジガーネット"ベキリィブルー" 組成:(Mg,Mn)3Al2(SiO4)3 重量:0.348ct 産地:Ambahatany, Colour-changing Garnet Mining Field, Ambahia, Bekily, Androy, Madagascar 鑑別:日独宝石研究所
宝石 神戸市中央区 2018年shm
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モザンビーク産非加熱ルビー 0.434ct
モザンビーク、モンテプエス産のルビーが広く出回り出したのは21世紀初頭だそうで、最近のものなのですが、今や見かけるルビーの裸石はモザンビーク産であることがとても多いです。 モゴック産のような重厚な色、というより鮮やかな、ともすればピンクサファイヤと鑑別されてしまいそうな、そのようなものが多い気がします。 この石は、非加熱として入手したわけではありませんが、念のため日独宝石研究所に提出し、結果を確認したところ、ノーヒートであることが確認できました。見た目がかなり鮮やかなので、もしかすると鑑別機関によってはピジョンブラッドを出していただけるかもしれません。…言い過ぎですかね💧 鉱物名:コランダム 宝石名:ルビー 組成:Al2O3 重量:0.434ct 産地: "Central", Montepuez Ruby Mining Concession (Camp Montepuez Ruby Mining), Montepuez, Cabo Delgado Province, Mozambique 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットオークション 2018年shm
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方解石(岡山県高梁市備中町布賀鉱山産)
かつて国内には世界的に珍しい鉱物が沢山産出した鉱山があり、その内のひとつが岡山県の布賀鉱山です。 その布賀鉱山で産出した、綺麗な結晶の方解石。力を入れて触れてしまえば折れそうな形状です。 一度是非行ってみたかったのですが、閉山されてしまっているようで残念です。 鉱物名:カルサイト 和名:方解石 産地:岡山県高梁市備中町布賀鉱山
鉱物 京都市中京区 2018年shm
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紫水晶(ウルグアイ産)
ウルグアイ産の紫水晶です。 よく、メキシコのベラクルスアメジストが世界最高品質の紫水晶と言われますが、私はウルグアイ産以上の色の濃く、深みのある紫水晶は知りませんし、原石であれば、福島県産の通称かぐや姫水晶だって負けていません。 当該標本は、典型的な濃い色のウルグアイ産の紫水晶です。 鉱物名:クォーツ(アメジスト) 和名:紫水晶 産地:ウルグアイ
鉱物 京都市左京区 2018年shm
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方解石
インド産のカルサイトです。飴色で透明度の高い標本です。 母岩はついておらず、結晶のみになります。鉱物としても産地としても稀少性はそれほど高いものではありませんが綺麗です。 鉱物名:カルサイト 和名:方解石 産地:インド、マハーラーシュトラ州、ナーシク
鉱物 ネットショップ 2018年shm
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貝と何かの化石
私が採取した中で一番変わった化石です。貝がついているのは確認できますが、貝だけではないような気がします。この化石が何かはわからないです。 一度専門家に持っていかないと、と思っております。 採取ポイントは和歌山県広川町。中生代の地層があり、隣の有田川町からは恐竜の化石も発見されているようです。 博物館が確実なのでしょうが、できれば同好の詳しい方に見ていただきたいです。 標本名:貝化石??? 採取地:和歌山県広川町
化石 和歌山県 2018年shm
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トリケラトプス歯化石
トリケラトプスの歯化石です。 トリケラトプスはTレックスにつぎ人気の高い恐竜で、化石にあまり興味が無い人でもよく知られた種だと思います。 歯化石自体はそれほど珍しいものではありませんが、化石好きとしてひとつは押さえておきたいものです。 標本名:トリケラトプス(歯化石) 産地:米国、モンタナ州、カーター郡、ヘルクリーク層
化石 ネットショップ 2018年shm
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三葉虫
三葉虫の中では年々産出が減少しているといわれるCyphaspis(キファスピス)ですが、ミネラルショーの三葉虫の専門店には割と見かけます。 Cyphaspisの中では一番標準的なタイプで、モロッコなどで採取できるようです。 棘の部位など、触ったら折れそうです。取り扱いに特に気を遣います。 標本名:Cyphaspis(キファスピス) 産地:モロッコ
化石 ネットオークション 2018年shm
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アンモライト(タブレット)8ピース
アンモライトは特に発色の良いものはクォーツないしスピネルでコーティングされ、裸石加工されるようです。 鑑別に出さずとも、これはアンモライトなのでこのままでいいかなと思いますが、ちょっとこのまま遊ばせておくのはなんか勿体ないです。 鉱物名:クォーツでコーティングされたアラゴナイトとその他岩石 宝石名:アンモライト(8ピース) 組成:省略 重量:省略というか未計測 産地:Alberta, Canada
宝石 ネットオークション 2018年shm
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カシミールルビー(非加熱)0.378ct
カシミールルビー。 パキスタン側のアザド・カシミールではピンクサファイアが圧倒的に産出しますが、結晶に一定のクロムが含まれることでルビーとなったコランダムが少量ですが産出します。 アザド・カシミールのあちこちから産出するピンクサファイアと違い、産地は限定されます。当該石はニーラム渓谷、ナンギマリ産。 ピジョンブラッドの色相のルビーと異なり、透明感はあまり感じられないものが多いです。しかし、当該石のような濃いピンキッシュレッドの色相のルビーは、今後産出が増えた場合、人気が出るポテンシャルを秘めていると思います。 鉱物名:コランダム 宝石名:ルビー 組成:Al2O3 重量:0.378ct 産地:Nangimali, Neelum Valley, Azad Kashmir 鑑別:日独宝石研究所
宝石 京都市左京区 2018年shm
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フレンチサファイア(非加熱)0.430ct
フレンチサファイア。 フランスのオーヴェルニュ地域圏は伝統的なサファイアの産地です。 オーヴェルニュのサファイアは普通、加熱処理が施されますが、当該石のような非加熱無処理石は極めて稀と聞きます。 当該石のような深いグリーニッシュブルーか、ブルーの色相の石が採取されていましたが、今では殆ど採っていないようで、市場には滅多に出回りません。 日独宝石研究所の鑑別で、「非加熱・フランス産」として出ました。この産地の鑑別書を持っているコレクターは少ないでしょう。 鉱物名:コランダム 宝石名:サファイア 組成:Al2O3 重量:0.430ct 産地:Auvergne, France 鑑別:日独宝石研究所
宝石 京都市左京区 2018年shm
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パウェライト0.284ct
パウェライトはタングステン酸塩鉱物のシーライトのタングステンがモリブデンに置き換わった鉱物です。シーライトに近いモリブデン酸塩鉱物です。 ほとんど誰も知らないような石ですが、微量に銅が含まれると"クプロパウェライト"という、緑色が映える石になります。 当該石はインクルージョンが多く含まれ、クリアーさを損ねていますが、そもそもこの石はクリアーなものがほとんどありませんし、私は見たことがありません。 鉱物名:パウェライト 宝石名:パウェライト 組成:CaMoO4 重量:0.284ct 産地:India 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットショップ 2018年shm
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ウルフェナイト1.394ct
ウルフェナイトといえば、レッド〜イエローオレンジの板状の原石が母岩にたくさんくっついている標本が人気です。原石ファンにとっては割とメジャーな標本であるためコレクター必須の鉱物ではないでしょうか。 ところで、ウルフェナイトの色因は微量に含まれるクロムによるもので、クロム含有量が多くなると濃い赤になるようです。しかし、不純物が全く含まれない限り、ウルフェナイトはカラーレスになります。当然、カラーレスのウルフェナイトは極めて稀な石になります。 当該石はわずかにイエローを帯びているものの、ほぼカラーレスのウルフェナイトであり、しかもファセットカットが施されたレア中のレアな裸石になります。カットは甘いものの、そこは硬度2半、やむを得ないというものです。 金剛光沢が映える、大変綺麗な石です。 鉱物名:ウルフェナイト 宝石名:ウルフェナイト 組成:PbMoO4 重量:1.394ct 産地:Arizona, USA 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットショップ 2018年shm
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方解石
方解石とフズリナ化石で有名な産地、岐阜県大垣市金生山産のピンク色の方解石。 実は金生山は一度チャレンジしたのですが、フズリナ化石だけゲットし、方解石は採れませんでした。連れの石友はかなり良いクリアーな品質のものを拾っていたので、自分も欲しかったのですが、残念でした。 金生山は登山の難易度は低めで、路肩にフズリナの化石が落ちていたりします。方解石は見つけることができませんでした。 当該石は金生山に行く前に、京都のあるショップで入手したものになります。金生山には改めてチャレンジしたいです。 鉱物名:カルサイト 和名:方解石 産地:岐阜県大垣市金生山
鉱物 亀岡市 2018年shm
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ペンタゴン石/束沸石?
深いブルーの結晶がペンタゴン石(ペンタゴナイト)、おそらく周りのホワイトの結晶は束沸石(スティルバイト)なのかな、と思います。 ペンタゴン石とカヴァンシ石(カヴァンサイト)との違いは結晶の形ということですが、所持しているカヴァンシ石との違いが今ひとつ良く分かりません…。 カヴァンシ石よりは稀産のようです。 鉱物名:ペンタゴナイト/スティルバイト? 和名:ペンタゴン石/束沸石 産地:インド、プーネ
鉱物 ネットオークション 2018年shm