フローアパタイト0.368ct

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あまり知られていませんが、アパタイトには3種類ありまして、組成が

Ca5(PO4)3◯

この◯に入るもので以下の違う石になります。

・フローアパタイト(F)
・クロロアパタイト(Cl)
・ハイドロキシアパタイト(OH)

裸石になるアパタイトは通常フローアパタイトになります。

語源があまりよろしくない石で、トルマリンやベリルと一緒に産出するため、「欺く」とか「騙す」とかの意味から名付けられています。遭遇したことはありませんが、実際にアパタイトをパライバトルマリンと偽り販売しているケースがあると聞きます。

アパタイトの青系は加熱されていると聞きます。当該石の鑑別書には加熱の有無にかかるコメントはありませんが、処理されている可能性は高いです。

鉱物名:フローアパタイト
宝石名:アパタイト
組成:Ca5(PO4)3F
重量:0.368ct
産地:Mogok, Burma
鑑別:日独宝石研究所

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