日産シーマ(右つづら折りありの標識付き)

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日産のフラッグシップセダン、シーマの5代目モデルです。右つづら折りありの標識が付属しています。

5代目シーマは2012年5月、2代目フーガをベースとしたハイブリッド専用車として発売されました。シーマのブランドは4代目の生産終了で一旦途絶えていましたが、約2年振りの復活となります。フーガをベースにホイールベースとリアドアが150mm拡大され、延長分はそのまま後席スペースの拡大に充てられています。動力ユニットは、フーガハイブリッド同様に3.5ℓV6エンジンに「1モーター2クラッチ方式」のハイブリッドシステムを加えたものでした。三菱自動車にも一時期「ディグニティ」の名でOEM供給されていました。

名実ともに日産のフラッグシップとして君臨していたシーマでしたが、かつて「シーマ現象」を起こした頃の勢いは無く、僅か月販数十台レベルの販売に留まりました。2022年8月にはフーガ及びスカイラインハイブリッドと共に生産終了となり、国内における日産のセダンはスカイライン(ガソリン車)のみとなってしまいました。スカイライン(ガソリン車)も先行き不透明であり、国内ではセダン撤退の可能性もあります。日産のフラッグシップには今後エルグランドもしくはアリアを据えるのかもしれませんが、EV専用車でも良いのでシーマ後継の高級セダンを見てみたい気がします。

標識セットのシーマですが、落ち着いた紺色のボディカラーにサンルーフの組み合わせが高級感に溢れ魅力的です。いかにも高級セダンといった佇まいであり、特に大人のコレクターに歓迎されそうです。左右ドアが開閉可能となっています。

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    kyusha_fan

    2022/10/26 - 編集済み

    スカイラインは系譜を辿るとプリンス時代に遡りますからね。歴史と名声のあるブランドなのでそこは日産も頑張って死守してもらいたいものですね。

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      Ratteboss

      2022/10/26

      コメントありがとうございます。

      スカイラインは、歴史と名声あるブランドであり日産の基幹車種なので本当に頑張って死守してもらいたいですね。

      次期型はクロスオーバーになるとの噂も出てはいますが、個人的にはセダン型の継続を期待したい所です。特に400Rの様なモデルは次期型でも設定されたら良いと思います。

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