三菱ランサーセレステ

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三菱が嘗て販売していたファストバッククーペ、ランサーセレステです。1975年式の再現となっており、ジャパンシリーズアソート第二弾の内の一台になります。

1975年2月にギャランクーペFTOの後継車として登場したランサーセレステは、車名の通り同社の小型セダンランサーの3ドアファストバッククーペバージョンという位置付けでした。青や明るい黄色などカラフルなカラーバリエーションが存在し、その軽快なスタイリングと相俟って当時の若者に人気を博しました。排気量はは1.4ℓと1.6ℓであり、最上級グレードは1600GSRでした。尚、北米仕様車としてプリムス・アローが存在していました。

ミニカーとしては比較的珍しいランサーセレステですが、こういったモデルを起用する辺りマッチボックスが近年日本車に力を入れているのがよく分かります。北米仕様車のプリムス・アロー名義でなく敢えて日本仕様でリリースしているのが印象的です。実車の軽快なスタイリングを忠実に再現しており、明るい黄色のカラーリングが好印象です。実車の特徴であった逆L字型のテールランプも勿論再現されています。ボンネット開閉アクションが備わっており、中にはエンジンがリアルに再現されている点も特徴です。さりげなくではありますが、フェンダーミラーまで再現されている点も目を引きます。尚、このミニカーはハンドル位置が右側/左側というバリエーションが存在していますが、私が所有している物は右側になります。

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