英領インド マドラス管区 20キャッシュ銅貨

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発行国:英領インド(インド)
材質:カッパー
品位:?
発行年:1803年
発行枚数:?
鑑定会社:未鑑定
グレード:FR~AG相当
解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/12/07/204128

このコインは、表面にはイギリス東インド会社の紋章が描かれ、その周囲に「東インド会社」と年号の1803年が刻まれています。裏面には上部にアラビア語で額面(20キャッシュが4ファルスに相当する)、下部には「XX Cash(20キャッシュ)」と刻まれています。マドラス管区とは、イギリス領インド帝国の管区の一つで、インド南東部に位置しています。マドラス管区は、イギリス東インド会社が1639年にマドラスパトナム村を購入し、その1年後にフォート・セント・ジョージ庁を設立したのが始まりとなります。1785年に、インド統治法の一つであるピットのインド法に基づき、マドラス、ボンベイ、ベンガルの3つの管区が設立されました。管区の首長は「総督」と呼ばれ、このコインが発行された1803年にマドラス管区総督を務めたのは初代パウイス伯爵のエドワード・クライブ(8月30日まで)とウィリアム・ベンティンク卿の二人でした。

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