Nob
芦ヶ原氏が亡くなって一年が過ぎました。
初めて氏にお会いしたのは,京都のグランメイズ。82年だったと思います。以来,昨年亡くなられるまで本当にお世話になりました。
たくさんのパズルをいただきました。スタジオに遊びに行ったときには,ダブリものを見つけて1個ちょうだいとねだったものでした。
今日はそれらをいくつか並べて写真を撮ろうと思ったのですが,あまりにも数が多すぎてあきらめました。
匹見,D1プロダクツ,Binary Artsだけでも相当数のものを頂いています。もっとも問作に関わったということもあるのですけれど。
画像はコフィンのデザインでウェイン・ダニエル制作のもの。
これもNob氏との思いでのひとつ。
96年のルクセンブルグでのこと。
Nob氏がパズルを買おうとすると相手がNobからはお金が貰えないよ,あげるよ,ということになるので,欲しい物は私が買い物役で買うということになっていました。これもその中のひとつ。
しかし,私は以前にスタジオで見たような記憶がありました。
そこで,氏に「これは持ってましたよ。」と言ったら,
「そうか?本当に?持ってないよ,きっと。じゃあダブったらあげるよ。」といつもの調子。
東京に戻って,スタジオの中を探すと,やはり同じ物がありました。と言う事で,ちゃっかりGet。
Nob氏を語る,思いでの品になってしまいました。