-
元祖レイヤー❣元祖ヲタドル❣一本木蛮ちゃんの「Bang Bang Bang」
今でこそ"OTAKU"は世界の共通語で、「ある分野に精通しているヒト」のような意味をもつ言葉になっていますが、1980年代においてはそうではありませんでした。どちらかというと蔑称💦アニメの美少女に夢中になるイケてない層を「おたく族」と揶揄して、世間は面白がっていたものです。 そんなさ中、おたくの女神とも言うべき存在が彗星のごとく登場します。「うる星やつら」のラムちゃんのコスプレをしてマンガを描きバイクに乗り歌を歌うマルチな才媛、一本木蛮ちゃんです❣ 一本木蛮ちゃんは帰国子女のお嬢様でリケジョのインテリ、かつ同人誌に執筆する漫画家でシンガー。のちに商業誌でデビューし、ファンロードや月刊OUTの読者にファンを広げました。特筆すべきはこのグラマラスなボディ❣“マンガやアニメが好きなおたく族=野暮ったいルックス”という、当時の既成概念を覆すショーゲキのビジュアルでした。 このシングルは1985年発売の「Bang Bang Bang」…ガンダムのアニソンでお馴染みスターチャイルドレーベルからのリリースです。もちろんジャケットのイラストは蛮ちゃん自身のペンによるものです。
アナログレコード キングレコード ヤフオクもんど画伯
-
夏ダカラ、コウナッタ❣資生堂サンフレアCMソング「ラハイナ」矢沢永吉
1982年の資生堂サンフレアCMソングは、永ちゃんこと矢沢永吉の「ラハイナ」でした。“夏ダカラ、コウナッタ。”のグッとくるコピーをご記憶の諸兄もいらっしゃることでしょう。 https://youtu.be/Z8EkakQBy8I CMに登場してる男性、もしかして永ちゃん❓と思いましたが、どうやら永ちゃんに寄せた別のヒトのようですね。 資生堂のキャンペーンソングは普通に発売されるレコードとは別に、ノベルティ盤が作成されますが、この曲もその例にもれず複数のバージョンが存在。画像の1枚目2枚目はCMのイメージにE.YAZAWAのロゴが入ったデザインのパイオニア盤。そして画像3枚目~5枚目は資生堂のロゴの入ったノベルティです。ノベルティ盤はクリアイエローのディスクで、レコードの溝が刻まれているのはA面だけ。B面は曲が入っていないのでツルッツルです。
アナログレコード 資生堂 ヤフオクもんど画伯
-
“夫人”と聞いてグッとくるのはこの方のせい❣シルビア・クリステル「ジュリアンの誘惑」
「◯◯夫人」って聞くと条件反射的にグッときますよね。“ボヴァリー夫人”とか“ポンパドゥール夫人”と聞くと、ぜったいいやらしいに違いないとカクシンしてましたし、“滝川クリステル”を初めて見たときも「すました顔してニュースなんか読んでるけど、ほんとはエロいはず!」と決めつけたものです。 それというのもすべて、この方のおかげ❣1974年の映画「エマニエル夫人」で一世を風靡した女優、シルビア・クリステル嬢です。 「エマニエル夫人」は当時“ソフトポルノ”と呼ばれ、18禁ではなかったため地上波でもひんぱんに放送されました。深夜のテレビにかじりついた思い出をお持ちの諸兄も多いのでは。 刺激的な内容にもかかわらず、意外と女性にも受け入れられた作品だったようです。画面から漂うフランス映画らしいオシャレなセンスと、シルビア嬢のアンニュイなたたずまいがあったからでしょう。 「ジュリアンの誘惑」は、彼女が出演したAGFのインスタントコーヒーJ. JeyのCMソングでした。カップを手にした写真なのはそのためです。入手してからジャケット裏を見てビックリ👀サイン入りでした✒
アナログレコード ソニー・ミュージック・エンタテインメント ヤフオクもんど画伯
-
デビューからの彩のすべてが手に入る⁉️「all of me」杉本彩
杉本彩サンの歌手活動はデビューから91年までのクラウンレコード期と、それ以降(ビクター、コロムビア)に大別されます。今回紹介します「all of me」はそのクラウン時代の集大成ベスト盤になります。 このベストは、曲だけでなくそれまでの5枚のアルバムのアートワークが網羅されております。ジャケットこそその後の彩サンの方向性を示唆するごとく、アンニュイなモノクローム写真ですが、いざブックレットを開くとトラ柄の水着や、黒革T-Backと、おなじみの彩サンスタイル👙オンパレード❣ グッとくる写真がたくさんあるので画像8枚では紹介しきれず、コラージュも含めて掲載いたしました💦
CD クラウンレコード ブックオフもんど画伯
-
スクールメイツから生まれたのはキャンディーズだけじゃない❣ハーマンズ・クイーンの「オーバーナイト・サクセス」
このハーマンズ・クイーンは、スクールメイツから生まれたグループです。 スクールメイツ大阪校から選抜された4人が、1980年にまずダンシング・ドールという名でデビューしました。ダンシング・ドールは「ストロベリー・クイーン」というシングルをリリースしますが、そのあとが続かなかった様子です。 その後レコード会社を移籍し、ハーマンズ・クイーンというグループ名で84年にリリースしたのが「オーバーナイト・サクセス」でした。 同曲はSONYビデオテープのCMソングです。CMでは、ブロードウェイの舞台を夢見るスターの卵が描写されています。このイメージに近い、歌って踊れるユニットということで元スクールメイツの彼女たちが起用されたのでしょう。ジャケットがミュージカル『コーラスライン』みたいなレオタード姿なのは、そのためですね。光沢ストッキングがグッときます❣ https://youtu.be/C3PDE2n98nQ “オーバーナイト・サクセス”というタイトルにピンとこなくても、サビのフレーズを聴けば諸兄もご存じの曲のはずです。 ハーマンズ・クイーンが歌う日本語バージョンの歌詞は、湯川れい子先生が手掛けられています。
アナログレコード ソニー・ミュージック・エンタテインメント ヤフオクもんど画伯
-
'87コーセー化粧品キャンペーンソング「夏は目の毒・恋の毒」網浜直子
当館の収蔵品のなかで、重要な位置を占めるジャンルに化粧品CMソングがあります。今回もそんな1枚、網浜直子ちゃんの歌うコーセー化粧品2ウェイソニアCMソング「夏は目の毒・恋の毒」のご紹介です。 https://youtu.be/o_dK6fBwRMg 1987年、夏のキャンペーン時に流れた曲なので、網浜ちゃんはデビューして3年目。CMに出演しているモデルさんは別人ですが、このシングルのジャケットもCMのイメージにあわせて、南国のリゾートを思わせるビジュアルになっています。画像の2枚目はおそらく、CM撮影ロケ地のショットがコラージュされているのでしょう。 この盤もアイドル水着レコードの定番的アイテムでわりと高め相場なのですが、ご覧のようにレンタル落ちの品でしたので安価に入手できました。
アナログレコード ソニー・ミュージック・エンタテインメント ヤフオクもんど画伯
-
木曜夜のお楽しみはザ・ベストテンと❣「木曜座」中村晃子
1970年代末から80年代にかけて、当時小中学生だった諸兄も毎週木曜9:00の「ザ・ベストテン」を楽しみにされていたのではないでしょうか。小生もむろん、ベストテンの放送を心待ちにしていたひとりですが、実はもう一つ❣ベストテンの後10:00から始まる《木曜座》のドラマも密かに楽しみにしていました。 《木曜座》は1978年~83年にTBS系で放送されたドラマ枠で、ザ・ベストテンの直後のオンエアということもあってか音楽に絡めた作品が多く、松坂慶子「愛の水中花」岸田智史「きみの朝」などのヒット曲を生んでいます。 今回紹介する中村晃子サンの「恋の綱わたり」も《木曜座》発の曲でした。大原麗子サン主演のドラマ「離婚ともだち」挿入歌で、劇中でクラブのママ役だった中村晃子サンによって披露されました。 レコードの「木曜座」は、その「恋の綱わたり」や、「愛の水中花」のカバーなどを収録したアルバムです。ジャケットでは、物憂げ名表情の晃子サンが革ジャンを羽織っています。そして歌詞カードを広げると、ナント全タイだけの晃子サンが外国人男性にかかえられフェスのモッシュ状態❣ タイツが金色(?)なので、もしやヌードかと思わず二度見してしまいますね👀
アナログレコード テイチクレコード ディスクユニオンもんど画伯
-
なぜかシンクロニシティ⁉️すれ違うサイクリング美女の2枚‼️
今回は2枚いっぺんにご紹介です。 1枚はカーティス・クリーク・バンドの「With You All Day Through」(1980年)、そしてもう1枚が長沢真吾「君は光 君は風」(1981年)です。 ご覧ください。これ《他人の空似》なんでしょうか❓偶然とは思えません。1枚目の画像の女性が振り返っているので、「あ!今すれ違ったの、生き別れになった双子のお姉さんじゃ??」と思っているように見えます(笑)。 「With You All Day Through」はパイオニア オールデイ・コンポCM曲だったようです。フュージョンサウンドっていうのでしょうか、実にカラッとした曲。 https://youtu.be/LdYQRK40V4I 対して「君は光 君は風」はPARCO主催の作詞コンテストで入賞した歌詞にフォーク調の曲がついたもの。ジャケットは80年代らしくウエストコースト感出してますが、曲を聴くとやや70年代引きずってます。 80年代初期というのは、雑誌のPOPEYEなんかがけん引して、多くのヤングが“新しい風はアメリカ西海岸から吹いてくる”と信仰していた時代でした。この2枚は、いかにもあの時代の空気を色濃く反映したビジュアル、と言えますね。
アナログレコード ヤフオク 2021年もんど画伯
-
シゲキをあげる❣「イヴの誘惑 Für Elise」井上晴美
井上晴美ちゃんの2枚目のシングルにしてラストシングル「イヴの誘惑 Für Elise」です。 すでに紹介済みの1stシングル「ふりむかないで」は、ジャバラのジャケット豪華版でしたが、こちらは普通の短冊型でした。 収録曲は「イヴの誘惑 Für Elise」と、中村晃子サンのヒット曲「虹色の湖」のカップリング。じつは、「イヴの誘惑 Für Elise」はベートーベンの名曲「エリーゼのために」に歌詞をつけたものでした。ヴィーナスの「キッスは目にして!」と同じパターンですね。 ただし曲のアレンジはいかにも90年代風。ビジュアルもバブル末期感を漂わせるボディコン姿。ジャケット表面の、谷間を強調したショットもいいですが、裏側の見返り美人姿も、またグッときますね❣ この曲のPVでは、真っ赤な超ミニのボディコンを披露してくれていますよ。 https://youtu.be/dXb8QC92rrI?t=218 水泳で鍛えた身体🏊ほんっとにスタイルがいいですね👀
8cm シングルCD ソニー・ミュージック・エンタテインメント ヤフオクもんど画伯
-
ハーフのモデル美女が歌う裏町ネオン怨歌❣「酔いどれ女の流れ歌」緑川アコ
アートワークに女性の水着姿や、ヌードの使われているレコードを検索していると、やたらぶち当たるのが、外国人のどこの誰だか分からない女性のヌード写真をジャケットにした「魅惑のテナーサックス」みたいな音源です。今日紹介するこちらの盤も、一見それ系の歌謡曲インストカバー集みたいに見えますが実はさにあらず!!ジャケットで美しいヌードを披露されている方が、この音源の主人公、歌手の緑川アコさんであります。 緑川アコさんは1947年東京生まれ。スペイン系のハーフで、もともと少女モデルでしが、1966年にクラウンレコードから歌手デビュー。デビュー曲は藤圭子や園まりも歌った「夢は夜ひらく」でした。 その後結婚休業を挟んで1970年にコロムビアから歌手活動を再スタートします。この時リリースされたのがアルバム「酔いどれ女の流れ歌」でした。 見開きのジャケットを広げると、横たわるアコさんのオールヌード👀70年代、フラワームーブメントの影響が感じられる、ピースフルな官能世界ですね♡ この盤、例によってアナログだとたいへんに高価でして、当館の収蔵品もCDの復刻盤です。しかしCDの再現度はかなり高く、このサイズでもグ~ッとくるものがありますよ❣
CD コロムビアレコード ヤフオクもんど画伯
-
見ぐるしいほど愛されたい❣「愛されたがってるくせに」斉藤慶子
すでに当館で何枚か紹介しております、斉藤慶子サン。じつはまだ収蔵品があるんです(笑)。 本日の1枚は1983年にリリースされた慶子サンの2ndシングル「愛されたがってるくせに」です。 ジャケットは観音開きで、ご覧のように2面がポスターになっています。これがなんとシーツをカラダに巻き付けて、カメラ目線のポーズ👀これでオトコの下心を見透かしたように「愛されたがってるくせに~♡」なんか言われた日にゃ、もーオレたまりません💦ですなァ❣ またジャケット裏モノクロ写真の、ちょっと憂いのある表情もグッときます。 最近、先輩である宮崎美子サンの還暦ビキニに刺激され、同じようにグラビア復帰した慶子サン。美子サンはその後歌手デビュー40周年で新曲レコーディングしました。慶子サンも、また歌のお仕事してくれないかな~。
アナログレコード ユニオン(テイチク) ヤフオクもんど画伯
-
“寺山修司の秘蔵っ子”からトレンディヒロインへ❣高橋ひとみ「X’mas Kissしてね」
歌手の“高橋瞳”さんじゃございません!本日のご紹介はひらがなの“ひとみ”の方!女優の高橋ひとみサンがリリースしたCD「X’mas Kissしてね」でございます。 “寺山修司の秘蔵っ子”としてデビューされた高橋ひとみサン。ドラマ「ふぞろいの林檎たち」のミステリアス風俗嬢・夏恵役や、「スケバン刑事」でのサキの宿敵・海槌麗巳役などは、諸兄もきっとご記憶でしょう。 あまり歌を歌っていたイメージはありませんが、実は何枚かCDを出しています。こちら「X’mas Kissしてね」90年の発売。タイトルからして、まさにバブル❣当時のヤングにとってクリスマスを誰と、どんなふうに過ごすかは一大事でした。 ジャケットで肩だしドレスにロンググローブのひとみサン…グッときますね❣ そしてなんとひとみサンのキスマーク💋がもらえるという応募券が付いています❣発売時にこれを入手できていれば…💦 ひとみサンと、愛犬ももえちゃんとのインスタアカウントがあります。 https://www.instagram.com/hitomi_momoe/ ももえちゃん、かわいいですね❤
8cm シングルCD ビクターエンタテインメント ヤフオクもんど画伯
-
セクシー女優の中のセクシー女優❣トレイシー・ローズの"Control"
女優さんには、最初“あたしなんにも分からないの!”的清純派からスタートして、徐々にセクシー化…イワユル“脱皮”をしていくタイプと、その真逆にセクシーなところから出発してだんだん服を着てご出世なさるタイプが居ますね。 今回紹介いたしますのはその、だんだん服着ていくタイプの最高峰、最長不倒記録保持者ともいうべき、性大国米国が誇るポルノ・クイーン💋トレイシー・ローズ嬢の1枚です🌹 80年代半ば、ローズ嬢は15歳で雑誌「ペントハウス」のセンターフォールドを飾り、年齢をごまかして次々にポルノ映画に出演。しかし18歳で年齢詐称を暴露してポルノを引退。ふつうは“18歳から”なんですが💦その後90年代には一般映画に出演し、ジョニー・デップの相手役を務めるまでになっています。 また音楽の分野では、92年にマニック・ストリート・プリ―チャーズのアルバムにゲストボーカルとして参加したのを皮切りに、その後ソロ歌手として活動しています。"Control"は94年に出た12inchで、彼女のデビューシングルでした。ビルボードのダンスチャートでは最高2位にランクされたヒット曲です。 https://youtu.be/rtdOQ3SAmfs
アナログレコード CISCO 1990年代もんど画伯
-
オスカーの花畑に咲いた可憐なパンジー❣北原佐和子ちゃんの「Only You」
80年代初期というのは、まるでお花畑の花々がいっせいに蕾をほころばせたように、いろんな事務所からたくさんのアイドルがデビューした時代でした。とくに82年というのが特異点!“花の82年組”といわれるように、キラキラのアイドルが次々とデビューしました。 今回紹介する北原佐和子ちゃんもそのなかの1人。雑誌mc Sisterの読者モデルだったのがオスカーさんの目にとまり、スカウトされたそうです。そして82年にレコードデビュー。同時期にオスカーに在籍した真鍋ちえみちゃん、三井比佐子ちゃんとともに、アイドルユニット「PANSY」としても活動しました。(パンジーはアルファベットの表記が正式なようですね。) パンジーは映画で3人共演作がありますが、音楽では各々のソロでした。このアルバムは83年に出た佐和子ちゃん3枚目のアルバムで、ご覧のように見開きのWジャケットで素晴らしいプロポーションを披露してくれています👙 北原佐和子ちゃんは現在、芸能活動と並行して看護師、介護士としてのお仕事をされているそうです。またYoutubeの「さわちゃんねる」では近況や、アイドル全盛時代の思い出など、あの頃と(まったく!)変わらないやさしい笑顔で語られています。 https://www.youtube.com/channel/UCdmFZ1E0KC3cFWPEZeIeeQg
アナログレコード テイチクレコード ヤフオクもんど画伯
-
キャンギャルは鷲尾いさ子❣'85ANA沖縄キャンペーンソング「碧(あお)のアリア」鈴木雄大
すでに当館にてJALの85年キャンギャル吉川十和子サンのレコードは紹介済みですが、ではライバルのANAはどうだったのかというと❓❓本日のご紹介、85年ANAの沖縄キャンペーン、キャンギャルを勤めたのは、鷲尾いさ子サンであります。 https://youtu.be/wf_tJV9Y02o 鷲尾いさ子サン、昭和42年の早生まれなので、学年的には吉川十和子サンといっしょですね。奇しくも85年は同学年対決。 このジャケ写では、サスペンダーからのハミ乳を披露👙80年代のグラビアでは、水着orレオタード×サスペンダーの謎コーディネートや、ハダカでデニムオーバーオールだけ‼️などのスタイリングが散見されます。これがなぜかグッとくるんですよね~。 高校時代から雑誌「装苑」のモデルだったいさ子サン、このキャンペーンに起用されたのち女優としてもデビュー。お茶の間的なブレイクは、サントリーの≪鉄骨飲料≫CMで演じた“鉄骨娘”でしょうか。“鉄骨娘”として、歌手デビューもなさっています。 その後仲村トオルさんと結婚し、お嬢さんのミオさんも、モデルになっています。
アナログレコード FUN HOUSE ディスクユニオンもんど画伯