ガルゴイレオサウルス (Gargoyleosaurus=ガーゴイルのトカゲ)ほぼ完全な骨格標本に基づく。

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ガルゴイレオサウルス:ジュラ紀後期まで生息した鎧竜。尾の先に瘤がなく、ノドサウルス科に属すると考えられるが、当時は頭部の骨格に基づき、アンキロサウルス科に配置されたが。現在は全体の骨格からポラカントゥス亜科のガルゴイレオサウルス属とされる。ほぼ完全な状態の化石がワイオミング州の地層から発掘されている。
推定体長は4メートル程度。専守防衛に徹したノドサウルス科の最古の曲竜類のひとつ。捕食者に対抗するのはフラットな腹部を砂地にピタリと接着させ、前後の足部を砂地にめり込ませてひっくり返されるのを防ぐ。硬い装甲を攻めあぐねている間に、大型の肉食恐竜の短い記憶力に救われ、難を逃れるまでひたすら鎧を頼みに不動の岩になる。そんな情景が浮かぶ。
頭部はアンキロサウルスのような形状で、頭骨は29センチほど。

ガーゴイルはゴシック建築で見られる雨樋の機能を持つ怪物などをかたどった彫刻。雨樋から水が流れてくる際のゴボゴボという擬声語に由来する。

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