羽毛恐竜か白亜紀の鳥類の羽入り琥珀 :バーマイト
ミャンマーの白亜紀の地層から発掘された羽入り琥珀。組織がはっきり確認でき、羽の形も美しい。
バーマイトは、ミャンマーのカチン州フーコンバレーと呼ばれる地域でのみ産出される琥珀のこと。産出される琥珀の中でもっとも古いという。
琥珀の産地はバルト海やドミニカが有名だが、バーマイトは産出量が少ない上、だいたい中国へ輸出される。しかもミャンマー政府は原石の国外持ち出しを厳しく制限しているそう。
さらに、いつまで入手できるか懸念もある。
約1億年前の恐竜の羽や新種のカニ、昆虫が続々発見され、バーマイトは古生物学者から注目されているが軍事問題で物議を醸しているということ。
ミャンマーは国軍と少数民族で内戦状態が続いていて、ミャンマーの琥珀について書いた論文を拒否する科学誌があるなど、琥珀の研究をボイコットする動きがあるそうだ(2021年朝日新聞より)。
https://www.asahi.com/amp/articles/ASPCD678JPCDULBJ00K.html
ということで、価格3万円は予算オーバーだったが購入。恐竜の羽だけだったら2万円くらいのもあったが、この琥珀は羽の形がそのまま残っており、一目惚れだったのだ。
写真2、4枚目はバックからライトで照らしている。
ブラックライトをあてたら、ドミニカのブルーアンバーと同様に蛍光が認められた(写真5枚目)。
写真6、7枚目はヤフオク掲載の写真。顕微鏡で拡大されたものかと。いかにもフェザーである。
#化石 #琥珀 #恐竜 #博物 #理科
約15×7×2mm
化石
ヤフオク
ofugutan