千葉県千葉市千葉寺町 青葉の森造成地 高温石英

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宅地造成のため、現在は絶産。

単なる砂、と言われればそうなのかもしれませんが、私にとっては5年間追い求めた、幻の「千葉県産水晶」であります。石仲間から交換という形で頂いたものになります。

ズームしてみれば、確かに結晶です。3枚目には、黒い内包物がある高温石英も確認できました。とはいえサイズは最大でも0.2mmです。画用紙の厚さくらいでしょうか。

砂なので、恐らく海風で飛ばされたものでしょう。
場所は1962年冬〜3年に埋め立てて作られた場所付近で、それまでは海岸沿いでした。

東京湾海底には石英脈がある、と聞いたことがあり、玉髄であれば神奈川県側で採れることがあります。風の影響か、はたまた潮の流れなのか、軽い砂は千葉県側に飛ばされたのだと思われます。

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