宮城県白石市小原 黒森銀山 紫水晶

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色は薄い紫、結晶も小さめ。
母岩には銀を少量含むため、標本名としては銀黒とも言えます。あまり目立たない標本ですね。

でも、こうやって撮影してみると何かに見えてきて、愛おしくなります。

三月の草原、芽吹いたばかりの黄色い若草と、淡色の花が咲いているような、そんな風景が見えてきます。

…とまぁ風景はそんな感じです。元々黒森銀山は、江戸〜明治にかけて銀採掘のために掘られた鉱山なのですが、現在はほぼ無名。知る人ぞ知る産地で、山形大学の、付近の鉱山に詳しい教授様より購入しました。白石市の小原なので、あの雨塚山の近くです。

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