1992 プジョー905 evo1 Bis LM "ESSO"
3.5ℓ化された後のグループCカーに興味があった頃に、ちょうど行きつけのお店のメルマガで再販を知ったので、早速予約して購入したものです。 1992年のル・マンは、他の展示でも触れたように、これまでの耐久選手権から大きくレギュレーションが変わって燃料規制が無くなり、エンジンは3.5ℓNAのみでスプリントレースを競うものになりました。 前年のレースでは一発の速さをアピールしたのみで、あっさりと戦列から去っていった新規定のマシン達でしたが、プジョーとトヨタは名を上げるチャンスとばかりに、総合優勝を狙った強力なマシンを用意します。 レースは、前年と同様に新規定マシンが最後まで持つのかが注目されましたが、雨で始まったためペースが下がり、特にプジョーは大きなトラブルもなく24時間を走り切って、1-3フィニッシュを飾っています。 モデルは、まさにカウルを被ったF1という言葉がピッタリなフォルムを上手く再現してあり、巨大なリアウィングや非常に小さなコックピットなど、空気の流れが見えてきそうなボディラインと、プジョー・スポールのシンプルなラインが非常にカッコいい、お気に入りの一台です。 #コレクションログ