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UFO TAROT
イタリアの漫画家・映像作家・Bepi Vigna 氏とイラストレータの Arturo Picca 氏がエイリアンコンタクトを描いたデック。 タロットカードとしては決して読みやすくはないが、ストーリー感の高いイラストは極めて美しい。小アルカナはいかにも四元素に対応した属性の異星人(とそれらとの接触)を個別に描いており、まずはそれぞれの物語を楽しもう。
Lo Scarabeo 2007 伊Hirot
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THE MALKUTH TAROT DECK
2007年にスティングから発売されたPS2版『BAROQUE(バロック)』の初回特典。 RWSの構図をほぼ守りながら、ゲームに登場するキャラクターや異形が丁寧に描かれている。ダークで耽美的で、原作ゲームが好きな人ならより楽しめる。 #ゲームグッズ #特典
スティング 2007 日Hirot
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CIRCLE of LIFE TAROT
生命の循環性を示す円形タロット。イラストはニューヨークのアーティスト・Maria Distefano 氏。小アルカナは4大元素に対応しそれぞれに住まう精霊や妖精を描く。 いつでも買えると思っていたらいつの間にか改版していたので、慌てて旧版をeBayで購入する破目に。DELUXE EDITION が新品未開封で入手できたのはラッキーだった(DELUXEと云っても、サテンのポーチが付いてるだけなんだが)。開封したら通常版のケースがそのまま入っていたのが少し面白かった。 ※新版は、カードの縁取りが紺というか紫というか濃い色に変わっていて、だいぶイメージが異なる。旧版の6ヶ国語表記もなくなってすっきりしたとも云えるが、ごくわずかにイラストが欠ける部分があったのが旧版を求めた最大の理由。新版の裏面はカラフルで美しいので、なにかのついでがあればそちらも買うかも。
Lo Scarabeo 2007 伊Hirot
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ステラのタロット
日韓を股に掛ける実業家占術師・ステラ薫子氏のオリジナルタロット。「ステラ薫子のシンプルタロット」(扶桑社・2003年)には大アルカナ22枚がセットされているが、こちらはスイスの AGM Müller から発行されたフルデック。イラストは絵本作家でもある宝永たかこ氏。 韓国のTVドラマ「魔王」(及び大野智くん生田斗真くん主演の日本版リメイク)で使用されていたことでも広く知られている。 大アルカナはマルセイユ構成だが、小アルカナも含めイラストはどちらかというとRWS寄りにも見える。ガチの占術師が大々的に売ってるだけのことはあって、非常に親しみやすく読みやすいデック。何故か日本語版の解説書が再販されないのが不思議。
AGM Müller 2007 瑞Hirot
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TAROT Favole
スペインのイラストレータ・Victoria Francés 氏によるFavole三部作を用いたアートデック。同じくスペインの大家 Luis Royo 氏のフォロワーとも云われる彼女のイラストは、やっぱりゴシックタロットによく似合う。 Fournier社のイラスト流用デックなので数札はいつものコピペカードだが、スートが Crosses(十字架のペンダントトップ)/Masks(ヴェネチアンスティックマスク)/Flowers(黒薔薇)/Butterflies(黒鳳蝶) に置き換わってるので、これはちょっと面白い。
Fournier 2007 西Hirot
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FANTASTICAL CREATURES TAROT
各国の神話や伝承上の生物たちを水彩画で描いたデック。イラストは Lisa Hunt 氏。 いわゆる妖精系ではなく怖そうな生き物も多いが、基本的に優しい画風なので「爬虫類や人面獣はどうしてもダメ」な人でなければ大丈夫ではないかなと。 ちなみに河童や天狗なんかも参戦してる(写真6枚目)。あと Japanese Ho-Ho っていう鳥がいるんだが、これはどうやら鳳凰らしい。Japanese?
U.S. Games Systems 2007 米Hirot
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GOLDEN BOTTICELLI TAROT
Atanas A. Atanassov 氏が、「ヴィーナスの誕生」などで有名な初期ルネサンス画家・Sandro Botticelli の画風に沿って仕上げたゴールドタロット。ちょっとやりすぎではないかというレベルで金の箔押しを豪勢に散りばめている。 #Atanas_A.Atanassov
Lo Scarabeo 2007 伊Hirot
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鏡リュウジオリジナルタロット(プレミアムBOX)
色々な意味で日本の平成占術界を代表する研究家のひとり・鏡リュウジ氏のモバイルサイト「鏡リュウジ恋占術」の公式タロット。高級感のある合皮ケースやフルカラー90P超のブックレットを含むセットで限定販売された。 堀内亜紀氏によるイラストはRBS準拠で可愛らしく、初心者向けにも使い易いデック。日本製でかつタロットらしい絵柄の78枚フルセットと云うのは意外に少なく、継続販売されていないのは非常にもったいない。
サイバード 2007 日Hirot
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Let'sタロット
大アルカナ22枚セット付きのNintendoDS用ソフト。任天堂サイトによれば正式タイトルは「藤森緑のLet'sタロット ~あなたも今日から占い師~」。その名の通り、リーディングの基礎をDSで学べる画期的なソフトで、多くの入門書を執筆している藤森緑氏ならでは。 付属のカードは基本RWS準拠で、親しみやすく可愛くかつかっこいい絵柄。この絵でフルセットデック出してくれたら絶対買う。 なお、Amazonでも中古は豊富だが、実はまだご本人(http://www.fortune-room.net/fuji/ds.html)から超格安で新品を購入可能な模様。(2018/12時点でまだ数個在庫ありを確認) (2020/10追記)なんと2020年8月28日付で上記サイトに再入荷の告知あり。 #藤森緑
Bitway/ASNetworks 2007 日Hirot
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jean noblet tarot
現存最古のマルセイユタロットと云われる「ノブレ版」の復刻。オリジナルはフランスの国立図書館に所蔵。 小さめなサイズが特徴的。あまりツルツルしてないところとか角を丸く落としてないところとか少し厚めなところとか、手触り的には復刻感があって好きだが、色がきっちり乗っていることに少々違和感がある。発色については褪せてしまっているオリジナルに合わせず「本来の色」を再現したとのことだが、そこで「オリジナルが目指した姿」にまで進んでしまっているために、つまり復刻らしい「色ズレ」がなくなっているのが個人的には不満ということ。 #Jean-Claude_Flornoy
Le Tarot 2007 仏Hirot
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Necronomicon TAROT
クトゥルフ世界に伝わる魔道書の名を冠した「ネクロノミコン・タロット」。製作者は2004年にネクロノミコン自体の再現を出版した魔術家・Donald Tyson 氏、イラストはタロット作品も多い幻想画家・Anne Stokes 氏。有名どころの神格は結構大アルカナに割り当てられており、「愚者」に白痴の造物主・Azathoth様、「魔術師」にはみんなのNyarlathotepさん、など。 この類のタロットデックの例に漏れず伝統的な構図はほぼ無いが、ところどころ基本寄りなイラストもあったりして(写真7枚目など)、むしろリーディングを難しくしている。(こんなもので占われたい人もいないと思うので問題ない) 小アルカナはスート毎にストーリーを感じさせるもので、200ページ超の解説書と合わせてクトゥルフ図鑑としても楽しめる。 #Anne_Stokes
Llewellyn Worldwide 2007 米Hirot