一三式水上練習機

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霞ヶ浦海軍航空隊基地から離水へ向かふ水上練習機。霞ヶ浦海軍航空隊に所属するので、機体に「カ」の文字が見える。1929年のドイツの飛行船LZ127ツェッペリン伯号を霞ヶ浦海軍航空隊基地へ先導したのがこの一三式偵察機。

大正13年(1924)に実質的に日本で最初の本格的艦上攻撃機として制式採用されたため、一三式と呼ばれる。設計は英国人のハーバート・スミス技師が担当。当時の日本には実用的な軍用機を設計できる技術がなかったが、機体の量産は三菱内燃機製造(後の三菱重工業)が行った。堅実な設計で乗り易く、1933(昭和8)年まで400機以上が生産された。 当初は複座だったが、後期に生産された型は偵察員席を追加した2座機となった。

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