項劉記

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コーエー(当時光栄)のPC用SLG「項劉記」のサウンドトラックCD盤面

収録曲数15曲
長谷川智樹が担当
BGMの構成は「三國志3」と似ており、自勢力の大きさ(支配都市数)や戦場での戦況(優勢、劣勢)によりBGMが変化し、項羽、劉邦それぞれの全曲が収録されている(ただし「項劉記」には戦況の均衡時BGMは無い)
中国語のボーカル曲「四面楚歌」がある
好みが分かれるところだが、劉邦よりは項羽で暴れまわるのが面白い(戦術重視の)ゲームであるため、項羽側のBGMの方がカッコ良く個性的な曲が多い印象

写真5/6:PC98用ゲーム「項劉記」のパッケージ
写真7:PC98用ゲーム「項劉記」の付録

https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/399
https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/325

項劉記
コーエー(当時光栄)のPS1用SLG「項劉記」の盤面(通常版) PC(SFC)版からの移植 タイトルそのまま、項羽(楚)と劉邦(漢)の戦いを描く 既に秦は滅んでおり、項羽の論功行賞がなされた後(紀元前206年)から始まる 最初は圧倒的に項羽勢力が強いが、次第に劉邦勢力が巻き返し、最後のシナリオでは垓下で項羽が包囲された「四面楚歌」になる変遷が面白い ただ、一枚マップになり戦術が重視される一方、内政、人事が簡略化されており、特に政治に長けた人物(代表として蕭何)の影が薄くなっている点は否めない いずれにせよ、同社発売「三國志」シリーズと異なり、シリーズ化されず本作のみに留まっているため、秦末期前後のSLGファンにとってはいまだに貴重な作品 PC版と基本的な仕様はほぼ同じだが、人物情報の列伝(プロフィール)追加および一部の歴史イベント(主に残虐な描写を含むイベント)が変更されている メイン画面の全体マップが斜め視点(配置)になり一見3Dにも見えるが、実際は回転できず2D画像 PC(SFC)版で慣れているとかえって距離感が掴みにくいかもしれない デフォルトで聞けるサウンドウェア再生モードが搭載されておりお得感がある(ただし音楽CDとしての再生はできない) 収録曲数は15曲でおそらく音源はサントラCDと同じ 写真4:付録の地図(通常版にて確認) ※定番シリーズには付属しない https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/324
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三國志3
コーエー(当時光栄)のPC用SLG「三國志3」のサウンドトラックCD盤面 収録曲数20曲 前作「2」と同じくカシオペアの向谷実が担当 比較的アレンジは軽め ゲーム音楽としての完成度が高く、プラットフォームによってはそのままBGMに使用されている 「2」と異なり、メイン画面で地域(州)ではなく自勢力の大きさ(支配都市数)によりBGMが変わる 戦場では発売時期が近い「ランペルール」と同様、戦況(優勢、劣勢、均衡)で曲が変化するタイプで、全てCDに収録されている 途中で戦況が変化するドラマのような構成になっている ボーカル曲は無し やや発生条件がわかりにくい隠しイベント(孫策、貂蝉関連等)が有名になる前にこのCDの収録曲でその存在が示唆された 写真3/4:PC98用ゲーム「三國志3」のパッケージ 写真5:PC98用ゲーム「三國志3」の付録 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/395 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/314
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