魔城伝説

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コナミのMSX用シューティングゲーム「魔城伝説」のカートリッジ

主人公であるグリーク王国の騎士ポポロンが悪の大王ヒュドノスによってさらわれたアフロディテ姫の救出を目指す

各ステージには個性的なボス敵(写真5)が登場(全8ステージ)
個人的には、ステージ3に登場するサタン(魔王)が慣れるまで難敵だった
一部、ギリシャ神話関連の名前が使用されており、設定もある程度影響しているが、直接のつながりは無い
BGMは時代的に少なく短めだが、どれもカッコ良い

魔城伝説シリーズ三部作の第1作でストーリーはつながっている
ただし、それぞれゲームのジャンルは異なり、本作は一方通行の縦型シューティングとなっている

https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/295
https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/296

魔城伝説2 ガリウスの迷宮
コナミのMSX用アクションRPG「魔城伝説2 ガリウスの迷宮」のカートリッジ 魔城伝説シリーズ三部作の第2作 前作「魔城伝説」のアフロディテ奪還後の物語 ポポロンとアフロディテの間に生まれる予定の赤子(パンパース)の救出と、立ちはだかる大魔司教ガリウスを倒す事が目的となる ガリウスに到達するまでに、各ステージの個性的なボス敵(写真4)を倒す必要がある ただ、前作よりも武器や主人公が強くなった事もあり、難敵の印象は薄い 本作ではアフロディテもポポロンとともに鎧を着て戦いに参加する(ただし同時に操作出来るのはどちらか一方) ポポロンとアフロディテにはそれぞれ有利不利な特徴がある(例:ポポロンは腕力が強いがかなづち)ため、好みだけにとらわれず場面ごとの使い分けが重要になる(友人等と2人で交代しながら遊ぶのも楽しい) 経験値のパラメーターはあるが、貯まると能力アップではなく体力がその時点での各キャラの最大値まで回復する 前作と異なり、一方通行のシューティングではなく、舞台となるグリーク城内やワープでつながるステージを何度も行き来出来るシステム カメラは上空から横視点に変更 各所に散在するアイテムを入手する事により主人公が強化されるが、実感しやすい効果が多いため収集しがいがある セーブ、ロードはパスワードを使用 FCにも「魔城伝説2 大魔司教ガリウス」として移植された名作 写真5/6:広告 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/294 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/296
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魔城伝説3 シャロム
コナミのMSX用RPG「魔城伝説3 シャロム」のカートリッジ 魔城伝説シリーズ三部作の第3作(完結編) 魔城伝説2で救出対象だった赤子(パンパース)が既に老人の王になっている時代 前作までと異なり、主人公がポポロンではなく本ソフトを購入したプレイヤー本人という設定(ただし当時ほぼ女子がゲームをしない時代だったためか、男子のみを想定) 当然のようにシナリオは面白いが、同時期のFCのRPG等と比べると下ネタやダジャレが多い印象 基本的に上空視点のフィールドを行き来して会話やメッセージをヒントに謎を解いていくシステム 数か所でバラエティー豊かなミニゲームのクリアが必須になるが、パズルやアクションが極端に不得手なプレイヤーは(抜け道がないため)苦労するかもしれない 経験値によるパラメーター変動の要素は無い (少なくとも初期版については)パスワードによるセーブを普通に使用すると再開時エラーが起こるバグがある(クリアに必須のアイテムが消える現象を確認) https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/294 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/295
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