魔界の滅亡

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ドルアーガの塔三部作の第3巻(最終巻)

第2巻から続き、41階から60階の冒険を収録
長い旅を経て、いよいよドルアーガとの対決となる
迷路が立体的になり、一方通行ではなく行き来できる範囲が広がっている
また、ボリュームも項目数が741と、前巻までと比べ格段に増えている

発行時期が後期のものの裏表紙に描かれたメスロンの髪色は緑が濃い(写真5)

https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/177
https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/179

悪魔に魅せられし者
ドルアーガの塔三部作の第1巻 著者である鈴木直人氏は日本人ゲームブック作家の代表格 同時に本三部作は国産ゲームブックの代表作と言っても良い傑作 各巻を単独で遊ぶことも可能なシステムになっているが、通常は全巻通して遊ばないと勿体ない内容 ナムコの人気アクションゲームのゲームブック化作品 プレイヤーは戦士ギルガメス(ギル)となり、恋人でもある女神イシターの巫女カイの救出と悪魔ドルアーガ打倒を目指す メインストーリーはオリジナルを踏襲しているが、RPG化と独自のアイディアを上手く組み合わせている 虎井安夫氏による挿絵類は元の二頭身キャラ(写真3)をカッコ良くデフォルメしている 第1巻は1階から20階までの冒険を収録 全巻通し、しっかり探索する事でほぼ全ての階が綺麗にマッピング可能(一部やや曖昧な場所あり) また、第2巻以降に主人公の能力を引き継ぎ可能で、あえて遠回りし戦闘を重ねる事で主人公の能力を上げていく楽しみがある ある程度の範囲でフロア内を行き来できるようになっているため、フラグ処理が必要になっているが、同時に扱うフラグ数はそれほど多くなく、バランスが良い 2007年から2013年にかけて、創土社から三部作全巻が復刊された(各巻のタイトルは同じ) https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/179 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/181
https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/177

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