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MP-39 「サイバトロン戦士 サンストリーカー」
MP-39 サイバトロン戦士 サンストリーカー 座右の銘「俺に勝るやつなんていない」 ランボルギーニーカウンタックLP500Sをベースにしたビークル変形。 車体後部の「電子推進ブースター」が特徴的。 ランボルやアラートと同じカウンタックに変形しますが、 変形パターンやロボットモードのデザインもまったく違うのでMPでの商品化は難しいと思っていたので 今回MPシリーズにラインナップされたのは本当にうれしいです。 変形ギミックはそれなりに工程も多く複雑ですが、割と直感的にパーツを動かせば変形できたりと それほどストレスを感じない造りになっているのが素晴らしいですね。 一回変形させれば説明書なくても悩まず変形できました。 ダミーとなってしまった胸部のルーフ部分も、実際のルーフパーツ裏返すという なんとかルーフ部分をそのまま配置したいというこだわりを感じてダミーでもそれほど抵抗はなかったです。 さらにこれでもかと詰め込まれた可動部がものすごくて リアルなカウンタックからロボットになり、さらにこれだけ可動するなんて まさにマスターピースの名にふさわしい仕上がり。 唯一の不満はやはり頭部の造形。 アニメ寄りなデザインにマスターピースがシフトしてしまったのはまあいいとして それにしてもこの大きさの立体物としてはちょっとどうなんですかね・・・。 その辺はマスターピースなりのアレンジが少しあってもよかったのになと思います。 とはいえ弄ってて非常に満足度の高いアイテムなのでぜひ一度手に取ってみていただければと思います。 http://departuretime.fuyu.gs/18_masterpeace/MP39_SUNSTREAKER-1.html
マスターピース タカラトミー 2017/12/23鼎津
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MP-05 「デストロン破壊大帝 メガトロン」
MP-05「デストロン破壊大帝 メガトロン」 いろいろあったマスターピースシリーズで無事メガトロンが発売されたことをまずは喜びたいです。 足の細さはもうちょっと処理の使用があったような気もしますが見慣れてくると気になりません。 スコープはもう一回り小さくてもよかったかも・・・。 変形は複雑の一言。 ヒンジ多用によるパーツ移動はすごいですが何箇所か固い部分があってストレスの原因になってます。 一度変形させてしまえば慣れてくるんですが。 合金部分は少なくMPコンボイと比べるとちょっと物足りない感じもしますが これで上半身が合金製だと自重に負けてしまいますね・・・。 とりあえずMPコンボイと並べられる同サイズのメガトロンというだけで嬉しくなりますね。
☆☆☆ マスターピース タカラ鼎津
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MP-17 「サイバトロン戦略家 プロール」
MP-17「サイバトロン戦略家 プロール」 新生マスターピースのカーロボットシリーズ。 カウンタック組に続いて予想通りフェアレディ組がラインナップ。 第一弾はやはりこの人プロールですよね! サイズはボイジャークラスより少し小さいぐらいですが、 変形ギミック、アニメデザインの落とし込み、可動ギミック、全てにおいて コレまでのリメイクアイテムを超えています。 まさに究極、理想のプロール。 子供の頃の自分に教えてあげたい!! カーモードのボディをえぐる様に造形されたライトや、独特な曲線で構成されたボディは 当時の玩具を買ってたものとしては「そう!これだよ!」という感じです。 変形ギミックもランボルらとサイズをあわせる為の工夫が各所に見て取れます。 若干タイトに感じる部分もありますが、撮影用に出してきたバイナルテックを弄った後ではストレスを感じませんでした^^。 年内中にストリークとスモークスクリーンも揃うので楽しみですね。
☆☆☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津
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MP-12 「サイバトロン戦士 ランボル」
MP-12「サイバトロン戦士 ランボル」 ぶっちゃけ超合金魂をマネしたような仕様で始まったMP第一弾のコンボイ。 とはいえ個人的にはあの凝った変形パターンや鈍器並の重さ、野暮ったいスタイル等、 いま見ても非常にワクワクする玩具です。 ただその後のMPシリーズは迷走の一途。 高額商品で白マグナス、誰得な河森コレジャナイスク、錆るヒョロい破壊大帝・・・ 客が望む方向とは別にタカラのその時期の技術力を見せ付けるためだけの 自己満足企画に成り下がった感がありました。 さらにロディマスの不具合っぷりや、期待されたコンボイVer.2も濃いファン以外買わない、 恐ろしく高い値段設定と買っている方もどうしていいのかわからない状態・・・。 個人的にはこのランボルでやっと満足のいくMPシリーズになった気がします。 もちろん「マスターピース」と謳うわりにタイヤがプラ製だとか、ほぼプラ製で軽いとか 塗装精度が低い等の意見もありますが、それでも個人的にはこの仕様がベスト。 ダイキャストは無駄に弄りにくくなるだけだし、タイヤは割れるぐらいならプラ製で十分。 塗装も個人的には許容範囲。 手が届きやすい価格設定、弄りやすいサイズ、凝ってはいるが複雑すぎない適度な変形ギミック、 カーモード、ロボットモードともちゃんとランボルしてるし、なにより見栄えが良すぎて飾っていてウットリしてしまう。 サイズがジェネレーションやユナイテッドと合わないのは残念ですが、今後のラインナップに期待したいです。 この仕様でぜひ、マイスターやハウンド、ホイルジャック、サンストリーカ達、他のサイバトロン戦士達もお願いします。 そそて今回、この記事かいててオートボットではなく「サイバトロン」等の和名を書くのも ほとんどこのマスターピースシリーズぐらいしかないんだな、とちょい寂しくなりました。 サイドスワイプ?いいえ、ランボルです。 というかむしろランボル(サイドスワイプ)とかにしちゃってもいい気もしますが・・・。 http://departuretime.fuyu.gs/18_masterpeace/MP12_LAMBOR.html
☆☆☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津
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MP-11 「デストロン新破壊大帝 スタースクリーム」
MP-11「デストロン新破壊大帝 スタースクリーム」 2006年のMP-03の悪夢からやっと開放される時がきました。 当時いろんな状況があったにせよ、ユーザーが望むものとまったく逆方向のものを提示してきた姿勢は 批判されてもしょうがないと今でも思います。 MP-03が売れたかどうかは正直よくわかりませんが、ずっとTFを買ってきた自分は買わず、 当時TFを買っていなかった友人が逆に購入していたという例もあるのでなんとも言い難いですね。 それでも今回、改変前の姿で製品化されたということは今後MPシリーズを仕切りなおして展開するにあたり、 MP-03では相応しくないとメーカー側でも判断したということなのでしょう。 製品は基本的にはMP-03からの一部パーツ変更ですが、思っていたより新造部分が多く、 「スタースクリームVer2」とまではいかなくとも「Ver1.5」と呼べるくらいに変更されています。 胸部ロックの甘さ等、MP-03からの不満もそのまま引き継いでしまってますが、 今回、この仕様での製品化はとてもうれしく思います。(最初からそうしろよ!とも思いますが・・・) あとは今後どこまでジェットロン軍団を出してくれるかが気になるところです。 amazon限定でサンストームが予定されていますが、サンダークラッカー、スカイワープはもちろん、 トンガリ3人集もぜひともお願いしたいですね!
☆☆☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津
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MP-27 「サイバトロン警備員 アイアンハイド」
MP-27「サイバトロン警備員 アイアンハイド」 ビークルのモチーフがスーパーカーやレースカーのような派手なマシンではないため、 なかなか「実車」を絡めたリメイクでは参戦しづらかったアイアンハイド。 マスターピースではついにオリジナルと同じチェリーバネットに変形するアイアンハイドが発売! まずはこれだけで嬉しいですね。 全体的にしっかりした造りで、変形ギミックもとても凝った仕様ながら 無駄に複雑・・・といったわけでもなく変形させていて楽しいアイテムです。 特にパネルを使った脚部の形状の再現は驚きました。 関節部も動かしやすく、高額商品ながらとても弄りやすかったです。 このバランス感は本当にすごいと思いました。 ただしどうしても気になるのが「腰に付いたビークルのガワ」と「全体的なプロポーションの悪さ」です。 ガワに関しては試作の画像が出回った時から最大の不満点として非難を浴びました。 多少のアレンジや変形を考慮した際のパーツ位置の違いはそこまで気にならないのですが、 今回のアイアンハイドの腰パネルはデザインがシンプルかつ、腰部がシルバーなのに対して ガワパーツが赤いためとても目立ってしまい、どうしても気になってしまいます。 もう少し処理の仕方があるのでは?と思ってしまい、この部分に関しては マスターピースシリーズでこんな「妥協」をしてしまうのか!という風に見えてしまい本当に残念。 加えて、そのガワパーツも一因をかっているプロポーションの悪さ。 途中でも書きましたが、各パーツはどれも素晴らしく、変形のアイデアも秀逸なのですが、 それらが合わさったときになんとも言えない不協和音を生み出しているように見えます。 今後、チェリーバネットに変形するマスターピースアイアンハイドなんて出ないだろうな・・・ という中で、どうしてもこのロボットモードのデザインが自分の中ではアイアンハイドの決定版にならず それゆえに評価が難しくなってしまいます。 ワンボックスカーから変形するロボット玩具のマスターピースシリーズ、としてだけで見るなら クォリティやアイデア、遊びやすさ等々・・・とても素晴らしいと思いますし、その部分は気に入っています。 ただ、「アイアンハイドのマスターピース版」となるとそこにどうしても「思い入れ」の要素が入ってしまうため、 違う視点からの評価が混じってきてしまい、素直に褒められないというジレンマが出てきます・・・。 不満な部分が「もうちょいで何とかできるのでは・・・」と思える箇所ばかりなので、そこだけがとても残念でした。 http://departuretime.fuyu.gs/18_masterpeace/MP27_IRONHIDE-1.html
☆☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津
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MP-29 「デストロン防衛参謀 レーザーウェーブ」
MP-29「デストロン防衛参謀 レーザーウェーブ」 まずはレーザーウェーブという、決して劇中ではメインではないキャラクターが マスターピースとして発売されたことは素直に嬉しいと思います。 ただここ最近のアイテム同様、初見での不安・・・というか、 レーザーウェーブにおいてはインパクトのなさが気になっていました。 そして買って開封したときもそれは同様で、なにかこう淡泊というか、シンプルというか・・・。 「え?これが定価18,000円??」という微妙な気分に。 全体的なスタイルはかなり好みですし、MPメガトロンではボリューム不足だった脚部の問題点を ガンモード本体のパーツを移動させて補う変形ギミックは素直に凄いと思います。 ただなにかチグハグというか・・・ アニメカラーです!と言うにはやはり淡いく薄く感じる色あいにまず違和感を感じます。 しかも成型色まんまのプラの質感で見た目が非常に安っぽい。 せめてもうちょっと濃い色だったらマシだったのかもしれません。 そしてそこまでアニメの設定に拘ろうとする割にアニメのようなバックパックを背負ったデザインにするには 余剰パーツを使って再現しないという・・・。 ライトギミックもガンモード、ロボットモードそれぞれの銃口を光らすためとはいえ、 電池を単四、ボタン電池の2種使うというのはどうなんでしょう。 そして変にアニメ設定に拘りすぎてアイアンハイド同様にディテール、アレンジ控えめのデザインは これまでのMPシリーズと並べると非常に浮いて見えてしまいます。 玩具版再現用のクリアパーツの手は差し替えとはいえ再現できるのは嬉しいですが、 クリアパーツの敬礼用の手はなんで付けたのかよくわかりません・・・。 そもそも敬礼のためだけに手を差し替えるってどうなんでしょう。 MPスタースクリームの手なら差し替えなしでできることです。 最近のMPのギミックではなく安易に差し替えでなにかをやろうとする傾向が個人的にはあまり好きではないので できれば敬礼をさせたかったのならそういう手の構造にしてくれた方がよかったかなと。 とある方が「とても出来のいい昔のオモチャみたいだ」と表現していましたが、悪い意味で自分もそう思います。 せめて色だけでももうちょっとマシだったらよかったのになあ・・・とちょっと残念に思いました。 弄りやすくてスタイルもいい、よくできたアイテムだと思うので そういった少しズレてしまった部分が個人的にはもったいないなと感じました。
☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津
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MP-9 「サイバトロン総司令官 ロディマスコンボイ」
MP-9 サイバトロン総司令官 ロディマスコンボイ まちにまったロディマスコンボイのマスターピース化! しかもホットロッドへの変形もこなすとなれば期待も膨らむというもの!! しかしその期待感がアダになってしまった感が・・・・・。 変形は非常に凝っていますが全てがタイトな仕様でパーツの配置をちょっと曖昧にしてしまうだけで全体の変形に影響が出ます。 しかも設計自体もタイトなため、量産向きではないのかパーツ同士の合いが悪い感じがします。 すくなくともウチのはどうやってもビークルモードで下面にくる脚部パネルの片側が固定できません。 あとロボットモードで背中にある白いジョイントパーツもうまくハマらずイラッとします。 足首の部分も変形のため無駄に可動部が多く、正位置が非常に曖昧。 あげくに各所の可動部が恐ろしく固い。で動かそうと力を入れたい部分もなにかしら動くパーツがあったりして力が入れにくい作りになってます。 さらに部品の選定も間違ったのか足首のクリック用のバネが恐ろしく強すぎて変形し、スキマからはみ出てきます 武器の保持については論外でこの価格帯の商品ではありえないミス(あえてミスと呼ぶ)だと思います。 ネット上のいろんな情報を元にいろいろ改修してやっと普通に遊べるか遊べないかのレベルになるというのはマスターピースという 高額商品においてはありえないことです。 まして期待感が高かっただけにそのガッカリっぷりはすさまじく・・・・・。 とはいえダメな部分ばかりではなく、アニメから飛び出てきたようなロボットモードの出来や、フォトンレーザーを合体してフォトン・エリミネーターに なるアイデア等、見所も沢山あります。 しかしそれらの素晴らしい部分が上記のような不具合ですべて吹っ飛んでしまったのが非常に残念です・・・。 あまり複雑な構造は量産には向いていないというのが個人的な感想です。
☆☆ マスターピース タカラ鼎津
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MP-36 「デストロン破壊大帝 メガトロン」
マスターピース「MP-36 デストロン破壊大帝 メガトロン」 ついにメガトロン2.0が発売。 MP-10以降のアイテムと絡めるにはサイズやデザイン、クォリティ的にもMP-05は厳しくなってしまったので 仕切り直したマスターピースシリーズで待望の破壊大帝が発売されたのは嬉しい限りです。 とはいえ昨年あたりからの路線変更に不安、不満を感じながらメガトロンも画像が出回ったときは不安のほうが大きかったです。 レーザーウェーブではエンブレムをこれまでのデザインのものとアニメデザインのものをシールによる選択式という最悪な方法で 迷走した中で今回はアニメデザインのエンブレムでのプリントとなり、これをもって明確にMP-10からMPシリーズを立て直した流れを断ち切ったように思えます。 これまでならシルバー塗装で仕上げてきたであろうメガトロンのボディを今回はグレー塗装にしたことからもそれを感じます。 まあ、それならそれでもいいんですがやはり納得いかないのはこれまで集めてきたアイテムと並べたときに違和感が発生してしまうこと。 現在WEB限定とはいえ旧コンセプトのアイテムを仕様変更版をまだ売っているにもかかわらずです。 ただ今回の新しいMPメガトロン自体はかなり気に入っていて、前述の「これまでのアイテムとの違和感」を考えなければ ここ数年でもトップクラスに気に入ったアイテムなので、これまでのキャラもこの路線で出しなおすというならまあ・・・ とも思いますが、また買い集めるのも大変なのでもう少し何とかならなかったのかなあ・・・という思いです。 変形ギミックは各所でも言われてる通りかなり複雑ですが、個人的にはMP-05の難しさとはまた違ったベクトルでの難しさで MP-36のほうがストレスという部分ではMP-05よりは少なかったです。 ガンモードはロボットモードの素晴らしさに比べ妥協せざるを得ない部分があり、 それを「ワルサーではなく、アニメでメガトロンが変形する銃なんで」と言ってしまったのはこれまでのMPシリーズの流れからすると ちょっとどうかなあ・・・と思わなくもありません。 (じゃあ今後マイスターとか出すときも同じこと言うの?的な不安が・・・) ロボットモードは一部分割線が気になる箇所や、可動時に出来てしまう隙間や背面の処理など気になる部部もありますが 素立ちで立たせておくだけでこれだけ絵になるのは変形可能な立体物としては本当にすごい。 可動範囲は無茶な部分もあれど、取らせたいポーズはほとんど再現可能で かつ可動部のクリックの具合も心地よく、この複雑な変形機構を仕込んだアイテムで 動かす際のストレスがほとんどないというのはすごいの一言です。 不満な部分もあれど、それ以上に気に入ってしまった部分が上回ったという感じなので 個人の評価としてはマスターピースシリーズのアイテムの中での上位に入りますね。 もう1体買っておきたいと思ったMPは初めてかも。 ただどうせならシルバー塗装でこれまでのデザインのエンブレムにしたバージョンを出してくれれば言うことはないです(^^)。 とにかく写真を撮っても撮っても飽きないアイテムでした。
☆☆☆☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津
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MP-25L 「デストロン超音工兵 ラウドペダル」
ビークルモード:シボレー コルベット スティングレイC3に変形。 真黒なボディに紫のクリアパーツとかっこよくない訳がないという配色。 「ダイアクロン」カーロボットのヨーロッパ版のカラーリングをイメージしたものらしいです。 2016年のおもちゃショー限定アイテムということでお値段もそれなりなアイテムです。 (量販店等での割引がないという点で) 正直あまり買う気はなかったのですが、「ラウドペダル」という抜群のネーミングと たまたま買える環境が揃ったので購入。 結果としては買ってよかったと思えるアイテムでした。 新造された旧玩具トラックスのデザインを再現した頭部の いい意味での野暮ったい造形や、それに反するかのように厨二心をくすぐるカラーリングと 個人的にはとても気に入りました。 http://departuretime.fuyu.gs/18_masterpeace/MP25L_LOUDPEDAL.html
☆☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津