Pink Floyd / The Dark Side Of The Moon (UK, Harvest, SHVL 804) <March 1, 1973>

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Pink Floyd / The Dark Side Of The Moon (UK, Harvest, SHVL 804) <March 1, 1973>
(SIDE 1) SHVL 804 A-3
(SIDE 2) SHVL 804 B-2

【Wikiより】

1973年に発表されるや全世界で大ヒットを記録し、日本においてもオリコンチャートで最高2位まで上昇した。ピンク・フロイドの作品の中でも、『ザ・ウォール』(1979年)や『炎〜あなたがここにいてほしい』(1975年)と並ぶ代表作である。また、本作(とりわけ、シングルカットされた「マネー」のヒット)をきっかけにアメリカでの人気が決定的となった。

コンセプト・アルバムの代表作としても名高い作品である。このアルバム以降、ロジャー・ウォーターズが全作詞を手掛けるようになり、バンド内でのバランスに大きな変化が生まれたという点でも、重大な意味を持つ作品となった。人間の内面に潜む「狂気」(The Dark Side of the Moon)を描き出すというコンセプトを考案したのもウォーターズである。

2006年に発表された「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・ベストアルバム500」では第43位にランクインしている。

構成
ウォーターズによる哲学的な歌詞に加え、それを際立たせる立体的な音作りで、完成度の高い作品に仕上がっている。特に、アラン・パーソンズが編集したSE(効果音)の巧みな使い方によって、うまくストーリーを演出している。笑い声、会話、爆発音、振り子時計の音、飛行機のSEやレジスター、心臓の鼓動(実際はニック・メイスンのドラムス)などが随所で使われている。当時はサンプラーが無かったため、録音した音をひとつひとつテープに貼り付けるという原始的な手法で組み立てられた。パーソンズによれば、「マネー」の冒頭で聴かれるレジスターの音は編集に30日を要したという。なお、再発盤にはミックスが異なるものが存在するが「走り回って」の笑い声などは違いがわかりやすい一例である。

アルバムの最初から最後まで曲と曲がつながっており、複数の曲があたかもひとつの作品のようになっているという点が本作の特色のひとつである。レコード時代のA面・B面の区切りである「虚空のスキャット」と「マネー」の間だけは、いったん音が途切れている。その中で主人公の誕生から苦悩、葛藤などを描き出している。この主人公には、「狂気」の人となってしまったシド・バレットの姿も重ねられていると言われている。

エンディングでは、Gerry O'Driscollによる「There is no dark side of the moon really. Matter of fact it's all dark(本当は月の暗い側なんて存在しない。実のところ、すべてが闇そのものだから)」という台詞が入っている。

https://www.youtube.com/watch?v=xCbzkW5wero&list=PLHmguiAhyeHWzYg8XE4wLT_iC0_RC1Wti

2020年10月9日頃にヤフオクに出品の予定です。

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