Muddy Waters / I'm Ready (US, Blue Sky, JZ 34928) <January 1978> その②

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Muddy Waters / I'm Ready (US, Blue Sky, JZ 34928) <January 1978> その②
(SIDE 1) AL 34928-1E
(SIDE 2) BL 34928-1F

Guitar, Vocals – Muddy Waters (tracks: A3, A4, B4)
Guitar – Jimmy Rogers, Johnny Winter (tracks: A1, A4, B1, B3, B5)
Slide Guitar – Johnny Winter (tracks: A3), Muddy Waters (tracks: A2, B2)
Piano – "Pine Top" Perkins
Bass – Bob Margolin
Drums – Willie "Big eyes" Smith
Blues Harp [Acoustic Harp] – Jerry Portnoy (tracks: B2), Walter Horton (tracks: A1, B1)
Blues Harp [Electric Harp] – Jerry Portnoy (tracks: A1, A4, B1, B3, B5), Walter Horton (tracks: A2, A3, B4)

ロックは世界中のワールド・ミュージックを取り込みながら成長してきたわけですが、両親といえるのはやはりブルースとケルト音楽。ロック界の住人でブルース寄りの人間はマディ・ウォーターズをはじめとするブルースの巨人に大きな借りがあったはずなわけですから、ロック界の人間が、恩人を招いて作品を作るというのは自然な流れだったんでしょう。

ということで、律儀なジョニー・ウインターが敬愛するマディ・ウォーターズをプロデュースして作ったのが本作品。いくら伝説的なブルースの巨人といってもカネはなかったはずで、純粋に助かっただろうし、うれしかったんじゃないかなと思います。代表曲"I'm Your Hoochie Coochie Man"とか"Good Morning Little School Girl"とかやっているのでロック小僧的にもうれしい一枚。

なお、次回の"King Bee"は遺作で、コンディションが悪く何度もセッションを中断し、また"Hard Again"のアウトテイクを入れて体裁を整えた作品。実質的にはこれが遺作になるようです。

https://www.youtube.com/watch?v=QL20-iAZFrM

盤はヒゲなし・スレほぼなし・キズなしの超美品。この時代のレコとして、プロモとして、最高クラスです。VG(++)です。
ジャケは3方向抜け無し、周囲のハゲ無し、ジャケの表・裏に少し汚れあり、VG(+)以上の美品です。

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