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PLANET OF THE APES/猿の惑星
原題:Planet of the Apes 元祖「猿の惑星」(1968年)シリーズと、「猿の惑星: 創世記」(2011年)シリーズに挟まれて、ついつい忘れそうになる一本。つか、映画好きの間では「ダメ映画」みたいに言われることが多いけどさ。シリーズ化しなかったってことは、まぁそうなんだろうけどさ。私は好きよ。オチなんか実にSFでいいじゃないか。 パンフレットも、ビッグネーム(のはず)なのに、ほら普通サイズ。真ん中二つ折り。力入ってないなぁ。
動物もの 監督 ティム・バートン 600円 映画館BLACK
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ジュラシック・パークIII
原題: Jurassic Park III 元祖ジュラシックパークの3作目。この頃は「あの恐竜がまだ出てない。あいつの登場はまだか」でわくわくできていたわけで。 まさかこの後の「ワールド」で、「ぼくのかんがえたさいきょうのきょうりゅう」になるとは思ってもみなかったわけで。 だって、実在の恐竜だからこそ「おお、そうやって動くのか。へー。最近はこういう解釈なのか」が楽しいわけで。 まぁいいや。 一区切り、というわけで、パンフレットは普通サイズの二つ折り。普通の映画と一緒。でも真ん中見開きは、ティラノサウルスVSスピノサウルス、南海の大決闘。大迫力。ここは、いいね。
ジュラシックもの 監督 ジョー・ジョンストン 500円 映画館BLACK
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2001年宇宙の旅
原題:2001: A Space Odyssey 結局。2001年どころか、2020年になっても、「回転して疑似重力を産み出す宇宙船や宇宙ステーション」は実用化されてないなぁ。冷戦の無駄遣いは痛かった。でも、冷戦がなければロケット技術の向上もなかった。そして、先進国は「増えすぎた人口」に頭を悩ませることもなくなってしまった。宇宙は過ぎ去った未来なのかも。 それはそれ。リバイバル上映のときに入手したパンフレットです。発行はまさに2001年。現実の2001年にこの映画を改めて捉えなおしたパンフレットです。昔のパンフの表紙は「車輪型宇宙ステーションとパンナムのシャトル」だった気がするんだけど、それは主役じゃないって知れちゃったせいか、このパンフの表紙は「HALの胎内にいるボウマン」です。おー怖い。 真ん中見開きには、「実物大ディスカバリー号の重力デッキ」の撮影風景が載ってる。うひょ。本当に作ったんだ。 他にも筒井康隆や押井守が一文寄せてたり、手塚プロへのラブコールの顛末が書かれてたりと、読むとこたくさん。 映画のパンフレット、実家を家探しすればまだまだあるはずだけど、とりあえず手元にあるのは以上。けっこうあったな。 また発見したらUPします。
2001年もの 監督 スタンリー・キューブリック 1000円 映画館BLACK
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A.I.
A.I. Artificial Intelligence 2001年の映画だそうな。あれ? そんなに昔だっけ? 今やニュースで「えーあい」って単語を聞かない日はありませんが、もちろん可愛い男の子ロボットができたわけじゃありません。 話そのものは、まぁ、ピノキオだよね。ピノキオでもなんでもそうだけど、そんなに人間になりたいか? パンフレットは大きいサイズ。「スピルバーグ&キューブリック」だもんだからもう情報満載。でも、妙にジュード・ロウ推し。まぁそれはそれで。 あと、映画のラストでは「なんじゃそれ?」的な展開があるけど、それについては全く触れてない。良心的なパンフ。
ロボットじゃないよ 監督 スティーヴン・スピルバーグ 800円 映画館BLACK
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ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
原題:The Mummy Returns 前作の続編。主役とヒロインは結婚して、子供までいたりする、なんともアットホームアドベンチャー。 でも、そろそろロック様の存在感が大きくなり始めて、この映画の後に「スコーピオンキング」の製作が決定したんだとか。そっちの方が楽しそうだもんね。 パンフレットは普通のやや薄め。あんまりどこにも力入って無い。娯楽映画だもの、それでいいよ。パンフの本文も「細けぇことは気にするな」って書いてあるし。
月の沙漠をはるばると 監督 スティーヴン・ソマーズ 500円 映画館BLACK
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ドリヴン
Driven スタローンが、CARTレースに挑戦。え? 肉体見せびらかさないの? って気もするけど、トップレーサーはマッチョマッチョじゃないとやってけないんで、実はリアルかも。 パンフは横長。見開きはクラッシュシーン。CGなんだろうけど、妙に「メルセデスベンツ」のロゴが目立つ。出資者でもあるだろうに、いいの? 後、日本では混同されがちだけど、F1とCARTの違いを説明したページもあり。これはありがたい。
オレかっこいい映画 監督 レニー・ハーリン 600円 映画館BLACK
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13デイズ
Thirteen Days ケビン・コスナーが地球を救っちゃう話、と書くと全然ちがって聞こえるなー。 20世紀後半は、この「米ソ」の対立が深刻で、核戦争がリアルな脅威だったわけで。そこを知らないと何故ノストラダムスがあんだけ流行ったのか、若い人には理解できないだろうなあ。 パンフレットは文字中心の構成。登場人物がスーツのおっさんばっかりなので、これは仕方ない。真ん中見開きは、さらに折り込みになってる。 飛行機好きとしては、本物のF-8クルセイダー(フィリピンに輸出されてたものを仕立てなおしたんだそうで)がちらっと出てくるのが嬉しい。あ、パンフの表紙には小さく米空軍マークのF-5が写ってるけど、これはキューバ危機に何か関係あるっけ?
プロジェクトX 監督 ロジャー・ドナルドソン 600円 映画館BLACK
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デンジャラス・ビューティー
Miss Congeniality 元タイトルを翻訳すると「ミス・コンジニアリティ◆美人コンテストのミス・アメリカなどで、最も親切で一緒にいて楽しかった人として選ばれるタイトル」 だ、そうで。おや、なんか、ちょっと雰囲気違うな。 パンフレットは表紙がサンドラブロックの全身像。裏表紙も。顔ちいさいなあ。 中身は、というと、どうにもとっちらかっちゃってる印象。何をウリにしたいのかよく判らない。真ん中見開きは文字ばっかりだし、表紙見返りは「全米No.1!」。最後のページも「新世紀のサンドラは何か違う!!」。あ、やっぱり何を売ったらいいのか判んなかったんだろう。
シンデレラ 監督 ドナルド・ペトリ 600円 映画館BLACK
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ザ・メキシカン
原題: The Mexican 美男美女プラス美しい拳銃。「美しい拳銃」ってどんなんかしらん、と思ったら「美しい彫刻が施してある拳銃」のことだった。ああ、まあ、そうか。 パンフレットはざらっとした紙で、粒子の粗い印刷。それがメキシコの砂嵐を思わせて効果的。構成も、中折ホチキスながら「オレカッコいい」な配置。それでいて、主役の拳銃についてのネタバレなし。いいパンフだ。
オレかっこいい映画 監督 ゴア・ヴァービンスキー 500円 映画館BLACK
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ペイ・フォワード 可能の王国
原題: Pay It Forward あー。「そうぞうしてごらんせんそうのないせかいお」の同類かなー。こういうの、真面目につくるとえらいこと気恥ずかしくなるんだけど、これは割と最後まで観客をひきつけてくれる映画だった。もっとも、これを見たからといって、その人が、あ、まあいいや。 パンフは、カドが丸く切り取られた上質の紙を使ってます。なるほど、手に取る人を傷つけないようにって配慮か。真ん中見開きは、キラキラ男女のロマンスのシーン。もちろん、劇中ではちゃんと意味があってキラキラなんだけど、ちょっとこの映画のパンフには似合わない気も。わざと?
善人なおもて往生す 監督 ミミ・レダー 600円 映画館BLACK
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トゥームレイダー
Lara Croft: Tomb Raider 原作つきなのに、丸ごと「自分のための映画」に持ってったアンジェリーナ・ジョリーに乾杯。え、ゴールデンラズベリー賞にノミネートされてるの? そういう人はアレだ。背景の影の向きとか壁の模様の矛盾ばっかりに気をとられて、アンジーのタンクトップ姿を鑑賞できなかったカワイソウな人だ。 パンフレットも、そのアンジーの写真たっぷりで構成されてます。もうね、表紙からして完璧じゃないですか。その視線、その乳、その脚、そのクチビル。言うことなしのパンフレットです。
コスプレショー 監督 サイモン・ウェスト 500円 映画館BLACK
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ワイルド・スピード
原題: The Fast and the Furious この映画に「ワイルドスピード」って邦題つけたひとすごいわ。一発でどんな映画か判るものな。今や「産業」になってしまって、80スープラもポール・ウォーカーも出て無くったって続編作られ続けてます。いいことだ。 パンフレットは横長ということを除けばごく普通のつくり。まだこのシリーズが伸びるかどうか、誰にも判ってなかったからな。それは仕方ない。表紙は80スープラ。今となっては懐かしいな。
公道GP 監督 ロブ・コーエン 500円 映画館BLACK
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アンブレイカブル
Unbreakable えーと。これは、「レッドショルダー野望のルーツ」のパク……いやいや、まあその。 シャマラン作品なので、オチは書けませんが、これは割とオチを予想しやすいていうか、サミュエル・ジャクソンが後のニック・フューリーを思わせ、おっと書きすぎ。 パンフレットは真ん中折りですが、紙がちょっと厚めで印刷きれい。極力ネタバレには配慮してるけど、完全に隠せるものでなし、それは仕方ない。
ネタバレ厳禁 監督 M・ナイト・シャマラン 600円 映画館BLACK
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ポワゾン
原題:Original Sin で、 原作:暗闇へのワルツ で、 フランス映画:暗くなるまでこの恋を のリメイク作品、だ、そうな。どんだけ仮面を被ってるんだか。 で、映画のスジも仮面を被った男女の話なんで、それでいいかな。パンフもなにやら写真のピントが微妙にぼかされてて、なるほど映画の雰囲気よく出てる。
オレかっこいい映画 監督 マイケル・クリストファー 500円 映画館BLACK
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YAMAKASI
原題:Yamakasi - Les samouraïs des temps modernes いわゆるパルクールアクションを主題にすえたアクション映画。原案と脚本はリュック・ベッソン。この人はほんとにいろんな「ネタ」を拾ってくるのが上手いなあ。何か「絵」になりそうなネタをみつけて、それを一本の(楽しい)映画に仕立てる腕前はてぇしたもんだ。(ついでに、美少女を拾ってくる腕前もたいしたもんですが、それはこの映画では披露してない)。 パンフレット作った人もそう思ってるのか、ベッソンのドヤ顔写真を大写し。いやまあ、気持ちは判るけどね。 それより、表紙や中開きの「青空をバックに舞う若者たち」がかっこいいです。表紙なんか全員後ろ向きなんだよ。それでもかっこいい。
フランス映画 監督 アリエル・ゼトゥン 500円 映画館BLACK