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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3
Back to the Future Part III こちらも三部作のシメ。終わってみたら、ドクの成長物語でした、と。でもそれでよし! 何度も見たくなるシリーズだね。 公開は1990年。30年経っても続編が作られない(アニメ版がちょこっとあるらしい)のは、終わり方の見事さを表してるような気がする。未来は白紙なのだ。 パンフレット、当然ちゃ当然だけど、まだ昭和の香りが。パンフレットの裏側はまるごと広告ページ、それもマーティ本人が劇中衣装で出ちゃってる。贅沢な広告だな。で、その広告でうたってるのがホンダのインテグラ。残念。車なのに、デロリアンじゃなかった(無理)。 あと、エンドロールが全部載ってるけど、中の方のページなのが珍しい。
大団円 監督 ロバート・ゼメキス 400円 映画館BLACK
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ディック・トレイシー
Dick Tracy アメコミの実写化。なんかすげーキャスト。すげーキャストがすげー特殊メイクで出て来る。お、ディック・バン・ダイク出てるぞ。でも、あんまり「スターいっぱいでたー!」とはならないなぁ。すげー特殊メイクのせいか。この感覚は、あれだ、「シン・シティ」とよく似てるな(年代が逆ですが)。 こんだけスターが出たのに、日本で話題になった記憶はないねぇ。ちょっともったいない。ああ、そこも「シン・シティ」だな(逆だってば)。 日本向けじゃないと読み切ってたのか、パンフレットもごく普通の体裁で、あまり力が入ってるようには見えない。一応、その「スター」と、役どころの面白さを説明してくれてるけど(ダスティン・ホフマンがどもりの役をやってる、とか)、役者の大写しの写真を使ったりはしてない。ここも、なんか、もったいない。
2.5D 監督 ウォーレン・ベイティ 400円 映画館BLACK
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天と地と
HEAVEN AND EARTH 川中島の武田くんと上杉くんのいちゃいちゃをそらもう壮大なスケール(予算)で映画化。合戦のシーンは「本物の、何千人という人間が、ちゃんとぶつかりあう」映像を見せてくれました。それだけでも劇場へ行ったかいがあるというもの。 ただ、パンフレットは通常サイズ。真ん中に折り込みあるものの、「やや豪華」レベル。中身は文字も写真も一杯。例によって、角川氏本人の言葉も計4ページ載ってたりする。
ジャーンジャーン 監督 角川春樹 500円 映画館BLACK
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ゴジラvsビオランテ
Godzilla vs. Biollante うーん。話の筋は面白いんだ。でも「植物怪獣」なのに、後半うにょうにょどたばた動き回ってて、「結局いつもの怪獣プロレス」になっちゃったような記憶が。 パンフなんかもっと潔くって、表紙がほら、ゴジラをひと呑みにせんとするビオランテ。口があって歯があるぞ。ゴジラの遺伝子を使ったせいなんだが、「植物」じゃないのがもったいない。 あ、これ「平成最初のゴジラ」なんだ。(最後は「シン」かな?)パンフの二枚目に鑑賞記念スタンプのスペースがあるのが面白いね。
怪獣映画 監督 大森一樹 400円 映画館BLACK
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続・赤毛のアン/アンの青春
原題:Anne of Green Gables:The Sequel これまた影が薄いパート2もの.いや、れっきとした原作があるから、そんな物言いは失礼なんだが。映画として影が薄いってことで。なにせウィキに独立した項目がないんだもの。 えーと。上映時間2時間45分!? パンフレットも厚めの紙を使って、文字も写真も情報一杯。ああ、1作目に負けないように力入れすぎたか。で、30年経った今では、あまり記憶に残ってない、と。
パート2もの 監督 ケビン・サリバン 500円 映画館BLACK
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トレマーズ
原題:Tremors 2020年もまもなくな現代では、こういう映画を撮ろうとしたら、まず「サメ」になっちゃうだろうな。ネタとしては「サルラック(SW)」「サンドワーム(デューン)」の方が早いけど、こいつの特徴は「地中を高速で移動できる」こと。高速すぎて、硬いコンクリにぶつかったら死んじゃうってあたりが馬鹿っぽくて好き。 パンフには、この地中の怪獣(グラボイズ)の姿がわかる写真はゼロ。写真のほとんどが「おびえて足元を見ている人々」。ネタバレに気を使ってると言う無かれ。映画本編だって「本体」は出てこないんだから。それで、あれだけ面白かったんだからたいしたもんだ。
怪獣映画 監督 ロン・アンダーウッド 350円 映画館BLACK
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ゴースト/ニューヨークの幻
原題:Ghost いやこれ、デミ・ムーアのベリーショートとロクロ回しにダマされてるけど、「本格ラブロマンス」じゃないでしょ。むしろ吉本新喜劇に近くねぇ? ウーピーとか、大坂にいてもおかしくなさそう。 うぃきってみたら、監督は元々コメディを得意するひとだとか。なるほど納得。 パンフレットもビジュアル優先。デミ・ムーアの百面相。ロクロもたくさん。ああだまされる。
幽霊もの 監督 ジェリー・ザッカー 400円 映画館BLACK
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プリティ・ウーマン
原題: Pretty Woman これもヒット作。シンデレラストーリーの代名詞を「マイフェアレディ」から奪っちゃった。主題歌も魅力的で、やはり今でもよく耳にする。 で、パンフレット。まず表紙が微妙に違和感あり。うーん? あ、リチャード・ギアに白髪がないんだ。(よく見るとあります。目立たないだけ) 裏表紙や、本文中で使われた写真はちゃんと白髪があるから、この表紙の写真だけは撮影とは別に撮られたものなのかも。 あと、この映画、ジュリア・ロバーツが脱ぐシーンはボディ・ダブルが使われてるそうですが、同じくボディが魅力的なロータス・エスプリは本物。なのに、パンフレットにロータスの写真が全然ない! 車好きとしてはちょっと残念。
シンデレラ 監督 ゲイリー・マーシャル 400円 映画館BLACK
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7月4日に生まれて
Born on the Fourth of July いいなあ、あちらさんは。「反戦モノ」でも、きちんと楽しめる映画に仕立ててくれて。わが朝の8月のTVドラマなんか辛気臭くてみてらんない。 さて、それはそれとして。この映画のウリ(のひとつ)はトムさんです。パンフレットも薄いながら、トムさんの写真をめいっぱい載せてくれてます。てか、今とあんまり変わらない? 歳をとらないのか?
U!S!A! 監督 オリバー・ストーン 400円 映画館BLACK
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ネバーエンディング・ストーリー 第2章
The NeverEnding Story II: The Next Chapter 原作者が「こんなん俺の書いたオチと違う!」と憤慨した1作目から5年。今度は「まあこのくらいなら大目に見てもええで」となったわけですが。うぃきってみると、2作目は1作目の半分以下の興行収入なんですね。「映画化」とはかくも難しいもので。パンフは写真いっぱいで、この世界の魅力を伝えようとしてくれるけど、今の目で見ると。うーん。言っては悪いが、ちょっと「安っぽい」か。少年の成長物語なのに、どうして掲載してる写真の「少年」はみんな棒立ちなんだよ。もっといいシーンを切り取ってくればいいのに。 ちなみに、監督の「ジョージ・ミラー」は、マッドマックスの人とは別人だそうで。
ウツロのファンタジー 監督:ジョージ・ミラー 500円 映画館BLACK
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48時間PART2/帰って来たふたり
Another 48 Hrs. エディ・マーフィーのバディものとしては、「ビバリーヒルズ・コップ」もあるんですが、こっちはエディが刑務所に入ってるほう。もっともビバヒルだってたいがい不良刑事ですが。うぃきってみると、これ、えらいことヒットだったらしいです。「らしいです」ってのは、最初の「48時間」の印象が強くて、続編はどんなんだったかあんまり覚えてないんだよね。 パンフレットもごく普通のつくりで、「全米No.1」の空気は感じられない。ただし、役者の扱いは、前作からひっくり返ってて、エディ・マーフィーが一番上に来てる。なるほど。 ちなみにこの映画、上映時間が100分を切ってます。好き。
バディもの 監督 ウォルター・ヒル 400円 映画館BLACK
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カナディアン・エクスプレス
原題: Narrow Margin うぃきったら「1952年の映画『その女を殺せ』のリメイク」だそうですよ。ちょいと古くて、本当に劇場でみたのか記憶にない。 パンフはひたすら鉄道推し。この映画の主役が誰(何)なのかを雄弁に物語ってます。感想サイトをみると「女優さんがセクシー」とか書いてあるのに、パンフからは微塵も「セクシー」を読み取れないところが面白い。
鉄おも 監督 ピーター・ハイアムズ 400円 映画館BLACK