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マッドマックス
Mad Max 「ジャンル」に「プロモーション物」って入れたけど、主演のメル・ギブソンだけじゃない。V8インターセプターも、ソウドオフのショットガンも、カワサキの1000も、黒いレザーの上下も、画面に登場する全てのものがカッコイイ。 バットだがしかし。このパンフはかなり謎。(公開当時ではなく、かなり後から友人に譲ってもらったものです) まず、表紙。と表紙をめくったところのイラスト。どちらもヘルメットを被った人物がショットガンを構えてる。この映画の中でヘルメットを被った警官はグースしかいないんだが、グースは短いショットガンを持ってない。いつ作られたイラストだろう? 同様に真ん中見開きのイラスト(永井豪!!)でも、アームプロテクタをつけた人物(グース?)がショットガンを構えてる。ちなみにこの人、腰に拳銃を、しかも逆向きに吊ってる。誰だ? それから、キャスト、スタッフの解説が全くゼロってのも不自然。いくら新人とはいえ、それまでの経歴や年齢くらい載せてくれてもいいような気も。 パンフレットが作られたのは「ヒットした後」なんだから、いくらでも調べる時間はあったと思うんだが。ちなみに例の「撮影中にスタントマンが死亡」はこのパンフレットにもちゃんと載ってる。
プロモーション映画 監督 ジョージ・ミラー 譲渡 不明BLACK
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エンペラ星人
こちらも「メビウス」からですが、存在するという設定そのものは昭和のころからあったエンペラ星人。いやーよかった。何がって、テンペラー星人とか巨大ヤプールみたいに、いかにも「着ぐるみ」なデザインだったら「ありがち」じゃないですか。最強のボスは、やはりシンプルなデザインで「ドラマで勝負」してくれないと。ウルトラマン二人とザムシャーを軽く片手で退けた活躍のかっこいいこと!
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ザムシャー
「メビウス」が昭和ウルトラマンかどうかは色々議論があるかと思いますが。毎週「兄さん」が助けに来てくれる後半の展開は、まあどっからどう観ても「昭和」でした。 ザムシャー。これも、ウエットスーツ(ジャージかな?)に装甲、口元は露出、というマグマ星人の延長線上にあるデザインです。 これが登場した回はマグマ星人(2体)、バルキー星人、青いウルトラマン(ヒカリ)、メビウスと「亜種」だらけの俺得回でした。 そして最終回で登場したザムシャーのかっこいいこと! やっぱり昭和だな。
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バルキー星人
ウルトラマンレオになるはずだったデザイン、なのにドラマの都合でウルトラマンどころか、ただの人間に倒されてしまった悲劇の宇宙人。こんなに魅力的なデザインなのに。 このデザインを生かして「罪を犯して追放されたL77星人」って話にしてもよかったろうになあ、なんて思ったりもして。 昭和ウルトラ後期の「黒い三連星」(マグマ星人、ババルウ星人、バルキー星人)の中で、一番待遇の悪かった(メビウスに登場したときも、ウルトラマンとは戦えなかった)彼ですが、「ギンガ」でようやくレギュラーの座を勝ち取りました。念願の「ウルトラマンと戦って倒される」こともできたし、めでたしめでたし。
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ババルウ星人
マグマ星人より、ちょっと装甲の範囲が増えたババルウ星人。何でも、撮影はマグマ星人のスーツを改造したものだったとか。「ウルトラ兄弟VSレオ兄弟」の黒幕という超重要な役どころで登場します。なんで「マグマ星人」のままじゃダメだったんだろうね? 「ウルトラマンに似ている」マグマ星人のスーツを改造したため、当然これも「亜種」の雰囲気たっぷりです。特に、胸のカラータイマーはカラータイマーそのものでした。
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エースキラー
「ウルトラマンの亜種」としたものの。謎なのはこのエースキラー。ヤプール人の作った対ウルトラマン用サイボーグ、ということですが。「サイボーグ」というからには元になった生き物がいるわけで。昔、(時系列を無視した自由な発想として)エースキラーの中身は、L77星人じゃないか、なんて駄文を書いたことがありました。後の「メビウス」でも登場しましたが、その金色の仮面の下は、ついぞ拝むことはありませんでしたね。
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マグマ星人
「ウエットスーツに最小限のプロテクター」と、シンプル極まりないデザインのマグマ星人。シリーズ通しての敵役なのに、ここまですっきりした(ヤプール人と比べてみてください)造型なのは、スタッフがよほどドラマに自信があったのか。初回登場時は、口元が露出していましたが、これがまたウルトラマンAタイプ(唇が動く)を連想させます。 あるいは、一部ネットでささやかれたように「レオとは血縁関係」というドラマが用意されていたのかも、と思わせます。
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BMW M1 1982 鈴鹿1000km
82年の鈴鹿1000kmは、プロトタイプが脱落する中、最後まで生き残ったこのM1が勝利しました。 「スーパーカーのボディに、オーバーフェンダーとウィング」という、「かっこいいシルエットフォーミュラ」の文法にのっとってはいるんですが。元がBMW。どうしても「端正」が先に立っちゃッて、ストラトスや365のような「危なそうな速さ」は感じさせません。が、「耐久は最後まで走ったものが勝者」なわけで。これでもちろん正解なわけです。 M1には、エンジンをターボ化した、もっとごっついのもあります。そのうち入手したいな。
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フェラーリ 365GT4 BB 1977
IMSAではありますが。辛抱たまらんかっこよさのBBです。77年ルマン出場車。「かっこいい」って点では、ストラトスのグループ5と双璧をなしてるんじゃなかろうか。元のBBのボディラインを生かしつつ、ヘッドライトを埋め込み、リアのフェンダーを膨らませただけで「戦うマシン」に生まれ変わってます。これぞ「シルエット」。 BB系はこの後、512が主流になりますが、それはもう(以前にもUPしたように)空力優先になってしまって、言われないとBBとは判らないような姿になってしまいました。 だから、私の中で「ルマンのBB」といえばこの「75」が唯一無二の存在なのです。
ミニカー トップモデル 不明 不明BLACK
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ニッサン スカイライン ターボC 1983
グループ5からは完全に外れますが。「外観を市販車に似せて作られた」という意味では「シルエット」に近いスカイラインのグループCです。 少年の日にこの車を見たときには「レースで勝つにはフロントエンジンも市販車に似たボディも意味が無いのに、なんで大金をかけてこんな車を作るんだろう」と思ってました。 今なら「まず視覚にアピール」の意義もよく判ります。そもそものグループ5にしたって、中身はたいがい市販車とはかけ離れているわけで。そんで当時のグループCには「ポルシェ956」という絶対王者がいたわけで。 今、こうしてミニカーで見てみると、いかに「市販のR30スカイラインに似せて、かつ、ある程度は競走できるように仕上げるか」で、当時のチームが苦労した様子が伺えます。ドアの部分の無理無理な造形、コクピットが(他のCカー同様)半球状だったらもっとキレイだっただろうに、とか。 しかし、この車の後には、ニッサンの本格的なグループCカーの開発が始まるわけで。その最初の一歩として、記念すべき車なのでありました。
ミニカー エブロ 不明 不明BLACK
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トヨタ セリカ ターボ Gr.5 1978
シュニッツァーのセリカ、ドイツで活躍した1台です。「青」の1977年仕様と、この「赤白」の1978年仕様があります。本音言うと、よりとんがっててかっこいい77年仕様が好みなんだけど、手に入らなかった。77年はフロントのエアダムがもっとこう、スコップのように反ってて、いかにも「空気を上へかき上げるぞ」って形だったんですが。抵抗が大きかったのかフロントのダウンフォースが大きすぎたのか、丸みをおびた形に進化しています。 「青」の方はドイツでの活躍(といっても、非選手権で1勝だけですが)もあって、タミヤ他、たくさんプラモデルが出たんですが、こっちの赤白は不人気だった記憶があります。でも、そんな車種でも出てくれるのがミニカーのいいところですね。
ミニカー ミニチュアモデルプランニング 不明 不明BLACK
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ニッサン スカイライン スーパーシルエット 後期型
日本における「シルエット」ときたら、やはりこの30型スカイラインを外すわけにはいきません。30型のイメージキャラは俳優のポール・ニューマン。実際にルマンで2位に(しかもポルシェのシルエット・フォーミュラで)入賞した経歴の持ち主で、「速さ」を売りにする車にはぴったり。 それにしても、どうですこの暴力的なスタイル。空力が「素人の目に見えた」時代の「いかにも速そう」なかっこよさじゃありませんか。 フロントグリルが三本線な前期型もかっこいいんですが、ここは「鉄仮面」とうたわれた後期型で。どことなく、映画「マッドマックス」のインターセプターの面影もあったりして、やはり暴力的にカッコよいのでした。
ミニカー エブロ 不明 不明BLACK
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ランチャ ストラトス ターボ 1976 ジーロ・デ・イタリア
かっこいいスーパーカーをかっこよく仕立て直したシルエットフォーミュラの中の、さらに極めつけでかっこいいのがこの #ストラトスターボ 。 ジーロ・デ・イタリア出場時の仕様です。見慣れたアリタリアカラーではなく、マルボロ赤白のスマートな塗りわけ……ですが。フロントが妙な曲線になってます。いわゆる「大人の事情」で、そのまま再現、商品化できなかったのかしら。最近はタバコのCMにつながる表現って、あちこちでうるさいからなぁ。 本当にこういう塗りわけの時期もあったとしたら、下種の勘ぐり、申し訳ない。 それはそれとして、もう、ひたすらに「カッコいい」一台です。
ミニカー 京商 不明 不明BLACK
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ポルシェ 935/78 MOBY DICK
これは間違いなくグループ5.#ポルシェ935 一族の中でも、一番全長の長い78です。こいつに「白鯨」ってあだ名をつけたひとはいいセンスしてる。特徴的な「右ハンドル」も再現されてます。 ずっと暗がりに保管してあったせいか、蛍光色が混ざってる赤の部分も色あせてません。あれ? こうやってパソコンの画像で見ると、やたらに暗いな。これは携帯のカメラのせいか、照明のせいか。あとでちょっと環境変えて撮ってみよう。 前後に長くて、いかにもストレートで速そうなこの車。ルマンでは最高速366km/hを記録したそうな。 去年には https://response.jp/article/2018/10/01/314525.html こんなのもあったらしい。
ミニカー ミニカー 不明 不明BLACK
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フェラーリ BB512 LM 1980
また厳密にはグループ5じゃない(IMSA)車種ですが。アシェットのフェラーリコレクションから #512LM です。ブリスターパックなので、前回のBMW同様、よく見えません。かてて加えて、台座に「1981」と書いてあります。紺の76は1980年だと思うのですが。 BBはダイスキな車種ですが、「顔」が違いすぎて、BBに見えません。せめて元あったヘッドライトとウインカーの部分を色違いにしてくれたらなあ。車のデザインも「目」が大事ってのがよく判る一台でした。
ミニカー 不明 不明 不明BLACK