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タイタンA.E.
原題: Titan A.E. 「タイタン」っていやあ「巨人」って意味だ。だから、巨大な宇宙人が出てくるのかと思ったら、巨大な宇宙船の名前だった。 そういえば、ホーガンの「ガニメデの優しい巨人」は、「巨人」なのに、木星なんだな。土星のタイタンとは無関係でややこしい。 それはそれ。 どうにも、こう、メリケンのキャラクターデザインって、変わらないねぇ。いや、向こうの人がみたら全然違うのかもしれないけど、ここのキャラ、別のディズニー作品のモブでも不自然じゃないし。で、彼らの考える「アジア系美人」って、「美人」て。ついでに言うと、エイリアンクイーンの名前は「サスケハナ」(さっきウィキった)だってさ。北米インディアン語じゃねぇか。 まいいや。 壮大な話のはずなのに、パンフレットはちょっと小型。二つ折りタイプ。真ん中見開きは、スタッフ紹介で文字ばっか。「タイタン号」も「女王サスケハナ」もその形がはっきり分かるページなし。巻末に付録としてキャラクターのシールがついている。ただまぁ、この映画のシールをどこぞに貼っても、その、同好の士が釣れるかってぇと。
地球が地球が大ピンチ 監督 ドン・ブルース 600円 映画館BLACK
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インデペンデンス・デイ: リサージェンス
原題: Independence Day: Resurgence 「前作から20年」へー。20年後って設定なんだー。……え!リアルでも20年経ってる!? この20年での変化というと ・ウィルスミスのギャラが高くなりすぎて、もはや「ハリウッド大作」にすら出演できない ・ポリコレ魔人が怖いので、話のどっかにゲイやら少数民族やらを出さないといけない ・お金だしてくれるのが中国になったので、意味もなく中国の美人女優が出てたりする ・中国人のご機嫌を損ねてはいけないので、日本人や台湾人の活躍は最小限に ってあたりでしょうか。映画を作るのも大変だ。 パンフレットは真ん中折り。でも全頁カラー印刷。でも見開きはグラビア紙じゃなかったりする。でも折込ページたくさん、と、お金かかってんだかかかってないんだかよくわかんない造り。ネタバレ配慮してるのか、エイリアンの写真なし。いやでも、「続編」にネタバレ配慮ってなんだそれ。
地球が地球が大ピンチ 監督 ローランド・エメリッヒ 720円 映画館BLACK
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サウンド・オブ・サンダー
原題: A Sound of Thunder タイムトラベルものの短編だった原作をパニック映画に仕立て直した一本。なんだけど、どうにもこの、にじみ出る貧乏くささは何だろう? (いろいろトラブルがあったそうです) あと、「6500万年前のアロサウルス」が出てくるけど、アロサウルスは1億5000万年前には絶滅してるんだよな。そういうところも詰めが甘い。 パンフレットも、だから、あんまり「超大作」といった雰囲気ではなく、どっちかというと「B級」寄りのつくり。突出したページなし。真ん中の方のページでB級映画の解説入れちゃったりしてる。
地球が地球が大ピンチ 監督 ピーター・ハイアムズ 600円 映画館BLACK
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ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
Fantastic Four 大金かけて作ったのに、まさか10年後に、マーベル再編成大作戦に呑まれてしまうとは……いや、この作品に限ったことじゃないんだけどね。 出てくるヒーローは、体がゴムみたいに伸びたり、岩石イワオだったり、透明人間だったりと、どっかで見たような能力ばっかり。いや、こっちが先だとか言っても始まらない。今やありふれたその能力「だけ」では売りにならない。面白いドラマを作れるかどうかなんだが。 パンフレット、ごく普通。マーベルユニバースの紹介のページあり。「他のヒーローがファンタスティック4と共闘する映画を見てみたい」とか無邪気に書いてある。実現しちゃうけどな。
地球が地球が大ピンチ 監督 ティム・ストーリー 600円 映画館BLACK
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インデペンデンス・デイ
Independence Day 96年の映画。ええっ。そんなに前だっけ? パンフレットの解説のページに「最後の幸福なアメリカSF映画」とあります。いやほんとそう思うわ。この後、ハリウッドにはどんどん妙な主義主張が入り込んできて、20年後(!?)に作られた「続編」はそらもうあっちこっちに「配慮」しております。 それはそれ。 パンフレットは真ん中折りのホチキス留めながら、情報量ぎっしり。特筆すべきは、洋画には珍しく、キャスト、スタッフを全て記載してるとこ。地球奪回作戦に関わったすべての戦士に敬意をささげております。
地球が地球が大ピンチ 監督 ローランド・エメリッヒ 600円 映画館BLACK
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2012
物語前半の、地球が(地表が)壊れていく過程は、そら「映像の力」を感じさせてくれたものです。主人公一行が常に危機一髪で助かるのはまあ仕方ないとしても、「こりゃヤバイ」を映像で見せ付けてくれました。 が、後半。なんだこりゃ? 「方舟」?「箱船」? いきなりハイテクスーパーマシン? そんで、主人公が妙なヒューマニズムを発揮して人類を滅亡させかける?でも全員助かる?ナニコレ? パンフレットは、見事に「前半」のシーンだけで構成されています。お見事見事。
地球が地球が大ピンチ 監督 ローランド・エメリッヒ 700円 映画館BLACK
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エンダーのゲーム
Ender's Game 選ばれた少年少女を決戦兵器に乗せて地球を守る、なんて紹介したら「それなんてエヴァ?」って返事が返ってきそう。こっちの方がはるかに古い(短編発表は1977年)んだけどね。 で。パンフ。ほらやっぱりエヴァを意識した明朝だ。
地球が地球が大ピンチ 監督 ギャヴィン・フッド 700円 映画館BLACK
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ファンタスティック・フォー:銀河の危機
Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer 「銀河の危機」はもう盛りすぎちゅうかなんちゅうか。でも、直訳しても「シルバーサーファー」の知名度なんか無いに等しいしなあ。 パンフ、「映画がもっと楽しくなる」てなページがあるけど、そんなページを作らなきゃいけないあたり、いやまあ、その。
地球が地球が大ピンチ 監督 ティム・ストーリー 不明 映画館BLACK
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バトルシップ
Battleship ユニバーサル・ピクチャーズ100周年記念作品だそうですよ。いいなあ。こんな(失礼)企画に200億円もお金出せて。 えーと。パンフ開いた1ページ目(画像の4枚目)に、この映画の内容が凝縮されてます。素晴らしい。つまりは、真珠湾という日米が激しく戦った場所で、今は日米が手を取り合って侵略者と戦ってますよ、と、そんな(ほんのり)政治的なメッセージが込められてるわけですね。後半の「燃え燃え」ポイントに関するネタバレは抑え気味ですが、パンフは鑑賞後に見るほうがよろしいでしょう。が、まあ、タイトルがネタバレっちゃネタバレか。
地球が地球が大ピンチ 監督 ピーター・バーグ 不明 映画館BLACK
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ザ・コア
The Core パンフレットって、どのタイミングで作られるんだろう。海外にはこうしたものはないって話も聞くし、輸入が決まってから作るんだよね? アーロン・エッカートとヒラリー・スワンクが出てる大作、なんだから、もうちょっと「普通じゃない」感じのパンフにしてもよかったろうに。もっとも、映画そのものも、まあ、パンフレット相応の完成度。いや逆か。映画がこんな感じだったから、パンフ作る人(日本側だよねぇ?)も「こんなんでいいや」と思っちゃったのか。裏表紙から漂うエアロスミス臭がにんともかんとも。
地球が地球が大ピンチ 監督 ジョン・アミエル 不明 映画館BLACK