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鍍金 貴婦人の手首 シュガートング
ハンドルは矢羽、トング部分は女性の手というなんとも私好みの逸品。 特に手の部分はシュガートングとは思えない細かさで、 この時代らしい袖口や指に嵌めた指輪まで見て取れる。 何が素晴らしいってこのデカさである。 砂糖が高価な時代にこの大きさのシュガートングはかなりのステータスなのだ。 専用のケースもこれまた良く出来ている上に、良い状態で残っている。
シュガートング 不明 某アンティーク店大魔王
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木彫 頭巾を被った鳥 ステッキ
ブライヤーで見事に象られた、なんとも言えない表情の鳥は、パイプスモーカーの私の心を見事に射抜いた。 ガラス義眼も、白目と黒目がハッキリしていて表情を作るのに一役買っている。 さらに特筆すべきはシャフトである。 なんと、木の輪っかを重ねて作っているのだ。 これは大変凝った作りで、当時の注文品のクオリティの高さに驚かされる。 程よくシャンクはしなり、突き心地も良い。
ステッキ 不明 某アンティーク店大魔王
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スカトロジー 版画
記念すべき五十アイテム目は、中々珍しい排泄行為を描いた作品です。 注目すべきは、中世ヨーロッパのこう言った習慣をわざわざ描くというセンスです。 そしてもっと恐ろしいのは、自室で一番目に着く所にこのような絵を飾る私の頭の中です! 酒を呑んでも、本を読んでも、出かける時も、いつもそこにはウンコが在る。
版画 不明 某アンティーク店大魔王
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ダンヒル 象嵌盆
マホガニーに様々な質感の木を嵌め込んで作られた美しいマルケトリートレイ。 リモート飲み会が終わった後などの一人時間の一服は、この上に喫煙具のコレクションを乗せて楽しむ。 裏面には象牙で、ダンヒル パリの刻銘が。 面の絵も、シェリ・エルアールという当時有名な挿絵画家のものである。
トレイ ダンヒル 某アンティーク店大魔王
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象牙 犬のミニチュアシール
我が卓上の犬第二弾は、とっても細かい彫刻がされた珍しいミニチュアのシール。 銀部分も鍍金され非常に丁寧に作られている。 お店でお聞きしたが、当時、誠実の象徴であったイッヌは、贈り物や手紙など、親しい者との交流に大変好まれたとのこと。
シール 不明 某アンティーク店大魔王
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懐中時計掛け
アンティークの懐中時計掛け。 ドーム状のガラスは年代を感じさせる気泡が面白い。 底部分にチェーンもしまっておける様になっている。 私はデスクの上に置いて置き時計代わりに使っている。
懐中時計掛け 不明 某アンティーク店大魔王
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象牙 犬彫刻ペン
繊細な彫りが美しい、やたら姿勢の良いイヌのペン。 実は私の机の上には犬を象ったものが多い。 今後の投稿をお楽しみに。
ペン 不明 某アンティーク店大魔王
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白蝶貝 オペラグラス
友人の舞台を観劇する時、前の方の席で燕尾服でこのオペラグラスを使っていると、必ず気付いてくれます。 因みについ持っていくときに「冬のオペラグラス」を口遊んでしまいます。
オペラグラス 某アンティーク店 2017年大魔王
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イノシシ フォブシール
フォブシールとは、懐中時計につける印鑑のような物です。このイノシシのフォブシールは、銀製で牙は鍍金、眼はガーネットでまだ何も彫られていない印面は縞瑪瑙です。とっても顔が良いので購入致しました。 ジビエ料理を食べに行く際などにつけていくとバッチリです。
フォブシール 不明 某アンティーク店大魔王