作者【あ】赤塚不二夫 その他バラ品

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作者【あ】漏れがありました。赤塚不二夫。

今も昔も『ギャグ漫画』というジャンルが存在する。昔、さくまあきら氏の『だからマンガ大好き!』という本を読んでいて「ギャグ漫画は身を削りながら描きいているのに、ウケなければ無駄、ウケてもやがて飽きられる」みたいな文面が在った。

かつて笑いの渦を巻き起こしたギャグ漫画と作者、殆どが短命なのだ。或いは別路線変更して延命、が現状。

だが、その中でもレジェンド的なのが赤塚不二夫なのだ。既にこの方の生き方・思想がギャグだし、もう器が違う。

私が持っているのは子供の頃からいたのや貰い物の【ワルワルワールド】【おそ松くん】【天才バカボン】のこの4冊と、マガジンに3週連載の赤塚異色漫画、【ハウスジャック・ナナちゃん】

https://muuseo.com/8823hayabusa/items/437

そして創刊間なしの雑誌を無茶苦茶にしてしまった【キャスター】
https://muuseo.com/8823hayabusa/items/16 だけ。

これでいいのだ♪

# 漫画
# 赤塚不二夫
# バカボン

ネタバレ注意‼ 週刊少年マガジン【ハウスジャック ナナちゃん】掲載号 。
皆様はトラウマとか潜在意識から抜けない…今回で言えば゛漫画゛はお有りでしょうか? 僕は永井豪作品に多いです。【デビルマン】での美樹の死ぬシーン、【バイオレンスジャック】の人犬登場シーン、【酒天童子】の主人公を護る友人・直次郎が鬼に喰われるシーン…全部やないか‼(笑) そしてこの【ハウスジャック ナナちゃん】の第3話目がそうでした。1977年(昭和52年)、週刊少年マガジンに3週短期連載された、筒井康隆の作品を赤塚不二夫が描くって事で話題を呼んだ。 ≪3週目≫ 人の心が読めるナナは住み込みのお手伝いさん。ある家で、いい歳をした妻帯者ながらも超弩級のマザコン男。そして超弩級の息子溺愛の老婆。 妻の心を読むと、頼まれて嫁いで来たのに完全に邪魔者扱いで悲しんでいる。 そしてある日…老婆が死に、息子は葬儀の場でまるで駄々っ子の様に転がって泣きじゃくる。葬儀参列者達は驚きながらも悲しい顔をしているが、内心(あ~あ、いい歳してみっともないよな)(こんな面白い葬儀は初めてだ♪)と、馬鹿にしているのをナナちゃんは聞き逃さなかった。 そんな中、上司の部長さんだけが(お母さん、貴女は良い時に死んでくれた。貴女の息子はとてつもない能力があるのに親に甘えてばかりだ。しかし親が居なくなれば一人で生きていかねばならない。息子さんは私が責任持って見守り育てます。成仏して下さい)と、息子を見放していない。 そんな時にナナちゃんは泣いて苦しんでいる誰かの声を聞く。誰だろう? なんと母親が棺桶の中で生き返った‼ だが身動きがとれない。 斎場に着き、棺桶が釜に入る。息子は泣きじゃくとたまま。ナナちゃんだけが母親が生き返った事を知っている。今ならまだ間に合う。しかしナナちゃんは悩み葛藤しながらも部長さんの思いも知り、(お母さん、あなたは死ぬべきなのです。ナミアミダブツ…)と黙殺。 ラストは生きながら焼かれる母親の断末魔の声が… 記憶と資料で調べ、3週分のマガジンを探し購入。 ※【ハウスジャック ナナちゃん】は、赤塚不二夫の短編集みたいなのに掲載されている。 # 赤塚不二夫 # 筒井康隆 # 週刊少年マガジン
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赤塚不二夫【キャスター】
赤塚不二夫・・・言うまでもなく日本ギャグ漫画界の黎明期の金字塔であろう。【おそ松くん】【ひみつのアッコちゃん】など説明不要の作品を生み出したが、なんといっても赤塚イズムの集大成は代表作である【天才バカボン】。 で、今回のこの本は、【ポップコーン】といい、ゴリラの表紙側からめくると日本の漫画、裏表紙にあたるスパイダーマンの側からめくるとアメコミなのだ(笑) この試験的な試みの漫画雑誌、創刊2号目に赤塚不二夫の【キャスター】という漫画が問題視され、即刻回収騒ぎに。 3号目は2号の【キャスター】以外の作品を再掲載。 そして6号目で・・・廃刊になった。 この【キャスター】、あるレポーター(キャスター)が人肉レストランに行き、人間の臓器やら胎児ピザだの出す(オゲゲッ!)  生きた赤ちゃんの息を止め、オーブンで焼き上げる料理、そして極めつけはラスト・・・チェンソーを振り回すコック長がスタッフを捌き、人体のいろんなパーツを組み上げた料理を出す・・・初めて観た時・・・実は撮影したさっきも吐き気を催す程のグロさなのだ。   # 赤塚不二夫    # キャスター
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