マグマ大使(テレビ実写ドラマ)  21話入りVHSソフト

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マグマ大使の実写ドラマ。  実は日本初のカラー特撮テレビドラマの第1号らしい。  【ウルトラマン】より1週間早かったのだそうで。

持っていたVHSソフトは売却したのだが、DVDに個人鑑賞用として保存していたのが出てきた。

このマグマ大使の21話はちょっとイワク付きの話です。   地球を我が物にしようとするゴアが、地球侵略工作の為に人間社会に潜入させた、人間そっくりの生物・・・植物から精製したらしいのだが、人間の様で人間でない所から、【人間モドキ】と呼ばれた。(ターミネーターよりも遥か前にやっていたのですね)

んで、人間側も【人間モドキ】を見分けて倒す研究に成功した博士を日本に呼び、空港で車に迎えた。  と、そこへツギハギのボロボロのタキシードを着た3人の男が縦列で「ピョコン!ピョコン!」と軽く飛び跳ねながら近づいて来た。   3人は空き缶を片手に、いわゆる”物乞い”しに来たホームレス。

ところが車に近づくや否や、ピストルで車内の人間を射殺。 3人は人間モドキだったのだ。 
 そして後から教えてもらったのだが、これは【007/ドクターノオ】であったシーンのパクリでした。(007では3人の黒人が縦列で各人白い杖を突いてやってきてピストルで射殺する、プロの殺し屋)

ここからが問題。 その3人の男たちはそれぞれ首からプラカードをぶら下げていて、前より『ツ●ボ』・『オ●』・『メ●ラ』とある。  今で言うところの『聴覚障害者』『聾唖者』『視覚障害者』。  VHS版ソフトでは普通に出ていたが、LD版ソフトだとボカシが入っている。   今やれば即刻炎上・謝罪・お蔵入りのパターンだが、昭和41年放映当時~昭和50年代半ばまではあまり問題視されていなかったのだろう。

# マグマ大使  # 手塚治虫  # 特撮

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