IMITATION OF LIFE / 石橋英子

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カンヌやアカデミー賞も受賞した映画「ドライブ•マイ•カー」の音楽を担当し注目を浴びた石橋英子が2012年に発売したソロ4作目。
元々はPANICSMILEというグランジ系パンクバンドでドラムを叩いていましたが、そのほかにもピアノやフルート、ヴィブラフォンなどを操り、脱退後はセッションミュージシャンとして灰野敬二、山本精一、坂本慎太郎、七尾旅人、町田康、前野健太、豊田道倫、星野源など多くのアーティストと交流を深めています。
本作はジム•オルークや須藤俊明、山本達久、波多野敦子と組んだバンド「もう死んだ人たち」を引き連れ、プログレにも近い重厚なサウンドを作り上げています。
この功績は本人の多才ぶりは勿論のこと、プロデューサーでもあるジム•オルークの存在が大きいかと思います。
日本という国の特徴をよく理解し、繊細に音を組立てつつウィットでコミカルな部分もチラ見させるあたりは彼特有のセンスかと思います。

https://youtu.be/L11V7Vs8Fec?si=WJwY0wz-OGmAlINH

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