航空自衛隊 MU-2S救難捜索機 Mitsubishi MU-2 Mitsubishi 航空自衛隊 航空救難団 飛行状態

0

航空自衛隊では、三菱がMU-2Dを自衛隊仕様にしたMU-2Eを、1967年(昭和42年)にMU-2S救難捜索機(遭難機の乗員を捜索する任務)として採用し、1987年(昭和62年)までに29機を導入、全国の救難隊に1-2機ずつを配備。機体は与圧キャビンの廃止、航法・通信装備の強化、救命具・マーカーのラック設置、投下用スライドドアの増設、77ガロン入り燃料タンクの増設、胴体両側面には水滴型の大型観測窓を設置するなど、多岐の改造点があるが、外見の特徴は機首に搭載されたドップラー・レーダーで、レドームにより通常より50cmほど長くなっています。

老朽化のため、1995年(平成7年)からU-125Aに順次交代し、2008年(平成20年)10月22日に退役。

機体概要
全長 - 10.7 m
全幅 - 11.9 m
全高 - 3.9 m
自重 - 3.6 t
運用重量 - 2,900 kg
最大離陸重量 - 4,600 kg
エンジン - TPE331-25AB ターボプロップ2基搭載(605PS×2)
プロペラ - ハーツェルHC-B3TN-5
直径 - 2.29 m/3枚羽根
燃料容量 - 375 gal(機内298gal+増加タンク77gal)
最大速度 - 460 km/h=M 0.38
航続距離 - 1750 km
海面上昇率 - 1,400 ft/分
乗員 - 4 名

エフトイズ 1/144 日本の翼コレクション Vol.4 2014年

Default