Tectite テクタイト(1)

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かつては隕石だと思われていたが、現在では巨大な隕石が地球に衝突した際に、地球の物質が空中に飛び散り、急激に冷やされてできたものだと考えられている。
限られた地域でしか見つかっておらず、また、産地によってそれぞれ色や形に特徴があるため、オーストラリアで採れるボタン型のものは「オーストラライト」、チェコで採れる緑色のものは最初に発見された場所にちなみ「モルダバイト」と呼ばれている。

テクタイトは主に珪酸からできており、非晶質で、球形、円形、楕円形、雫状、紡錘状、ボタン状になることが多い。
主な産地はチェコ、オーストラリア、中国、インドネシア、フィリピン、アメリカなどで、日本では発見されていない。

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